バレー男子日本代表、好調の高橋藍がチームをけん引「勝ちにこだわって戦った」、途中出場の宮浦健人はレギュラー獲得へ猛アピール【国際親善試合】

■バレーボール国際親善試合 日本 3ー1 カナダ(10日、沖縄サントリーアリーナ)
【日程&結果一覧】バレーボール『ネーションズリーグ2026』勝負の第3週は日本“大阪”開催 女子は7月8日、男子は7月15日開幕
『ネーションズリーグ(VNL)』で無傷の8連勝中で首位を独走する男子日本代表(世界ランク5位)がカナダ(同15位)と特別ルールで国際親善試合を10日に行い、セットカウント3ー1(25ー23、28ー26、25ー17、22ー25)と強さを見せた。
午前の練習後、ロラン・ティリ監督は今回の試合の目的について「日本らしいプレーを見せること、サーブレシーブの時のコミュニケーションを大切に、選手一人一人の声を注意深く聞いて欲しい。一番大切なのは今相手がどのローテーションなのか、どんな選手構成なのかをコート上で話し合うことを引き続きやって欲しい」と選手たちに声をかけていた。
スタメンはキャプテンの石川祐希(30)、セッターに深津英臣(36)、アウトサイドヒッターに高橋藍(24)、オポジットには西田有志(26)が入りミドルブロッカーに小野寺太志(30)、エバデダン ラリー(25)、リベロは山本智大(31)が名を連ねた。
15日に大阪で開幕するVNL第3週日本ラウンド(R)に向け、日本がカナダと激突した。両チームは日本ラウンド第2戦での対戦が決まっており、その前哨戦となる。第1セット、日本は高橋藍を中心に得点を重ねていった。要所で小野寺、ラリーのミドルブロッカーコンビもポイントを奪った。最後も高橋藍が決めて25-23で日本が第1セットを奪った。
第2セットの序盤は一進一退。6-5の場面では西田がジャンピングレシーブしたボールを小野寺がトスし、高橋がアタックを決める珍しいシーンがあった。11-10でも西田はアタックをブロックされるがそれを肘に当ててつなげるなどオポジットとは思えない高い守備力も見せ、チームに貢献した。高さに勝るカナダのブロックに苦しめられ、デュースの大接戦となるが、最後は石川が決め切り28ー26でセットを連取した。
第3セットはスタートから出たオポジットの宮浦健人(27)が強烈なスパイクを叩き込んだ。3ー3からはVNL2週目まではメンバーに入っていなかった西川馨太郎(26)がサービスエースを決めた。10-8の場面では宮浦がチーム初めてのブロック。16-12からは西川がブロックでポイントを挙げた。出場機会を与えられた選手が力を発揮した日本がカナダから3セット目も奪った。
本来の試合ならここで終了となるが親善試合という事でエクストラセットとして第4セットが行われた。ここでも宮浦は高い確率でスパイクを相手コートへと突き刺していった。2点をリードされた9-11から西本圭吾(27)がクイックとブロックで連続ポイント。豪快なガッツポーズでチームを盛り上げた。普段は出場機会が限られる選手たちがレギュラー獲得へ猛アピール。このセットこそ奪われたが、本番に向けて良い形で前哨戦を終えた。
高橋藍は試合後に「親善試合ではあるけど勝ちにこだわって戦った」と語り、「沖縄合宿で非常にいい練習ができたし、ここで強くなった日本代表を大阪ラウンドで皆さんに届けたい」と15日から始まる戦いへ意気込んだ。
※写真は6月27日のもの
男子日本代表 VNL日程&結果
■予選ラウンド第1週:中国(臨沂)
6月10日(水)〇3ー0 ウクライナ
6月12日(金)〇3ー2 ポーランド
6月13日(土)〇3ー1 中国
6月14日(日)〇3ー1 スロベニア
■予選ラウンド第2週:フランス(オルレアン)
6月24日(水)〇3ー1 セルビア
6月27日(土)〇3ー2 イラン
6月28日(日)〇3ー2 アメリカ
6月29日(月)〇3-2 フランス
■予選ラウンド第3週:日本(大阪)
7月15日(水)19時20分~ vsイタリア
7月16日(木)19時20分~ vsカナダ
7月17日(金)19時20分~ vsベルギー
7月19日(日)19時20分~ vsアルゼンチン
■決勝ラウンド
7月29日~8月2日:中国(寧波)