“無敵艦隊”スペイン、無失点でフランス撃破!“事実上の決勝戦”制し4大会ぶりの決勝へ 強固な守り健在で無敗記録を「37」に伸ばす【W杯北中米大会】

■FIFAワールドカップ2026 準決勝 フランス 0-2 スペイン(日本時間15日、ダラス・スタジアム)
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W杯の準決勝でFIFAランキング1位~4位が出そろうのは史上初。FIFAランク3位のフランス代表と2位のスペイン代表の“事実上の決勝”と言われる一戦は、今大会でここまで1失点のスペインが、優勝候補フランスを2-0でやぶり、4大会ぶりの決勝進出を決めた。日本時間20日、アルゼンチン代表(同1位)かイングランド代表(同4位)の勝者と優勝をかけ戦う。
今大会1失点で準決勝まで駒を進めたスペイン、準決勝でも“無敵艦隊”の堅守が垣間見えた。最初に決定機を迎えたのはスペイン。前半8分、フランスのアドリアン・ラビオ(31)がスペインのダニ・オルモ(28)の足を踏みイエローカード。FKを獲得したスペインは、今月13日に19歳の誕生日を迎えた“神童”ラミネ・ヤマルが蹴るも相手にあたり失敗。
続いて、フランスが自陣左でカウンターを仕掛ける。ウスマン・デンベレ(29)がハーフウェイラインまで持ち込み右サイドの“エース”キリアン・エムバペ(27)にクロスを供給、受けたエムバペが、ペナルティエリア内に持ち込むも3人がかりで止めに来たスペイン。堅い守りにあいシュートまでは届かなかった。
試合が動いたのは前半19分、敵陣内のこぼれ球に反応したヤマルがフランスのリュカ・ディーニュ(32)に倒されPKを獲得。キッカーはレアル・ソシエダ所属で日本代表・久保建英(25)の同僚、ミケル・オヤルサバル(29)。今大会すべてでPKを決めているオヤルサバルは左足を振り抜き、ゴール右に突き刺した。オヤルサバルは今大会5ゴール目で得点ランキングがフランスのウスマン・デンベレ(29)に次ぐ7位となった。スペインが前半22分に先制。フランスは今大会初めて先制点を許した。フランスも猛攻を仕掛けるが、ゴールをこじ開けることができず、スペインが1点リードのまま前半終了。
そして後半13分、スペインのペドロ・ポロ(26)からオルモに渡ったボールをペナルティーエリア内でもう一度ポロが受けゴール右に流し追加点を決めた。攻撃の手を緩めないスペインが直後の15分、ヤマルがドリブルで侵入しシュート。しかしこれはオフサイド判定となった。フランスもシュートを放つもスペインの守護神ウナイ・シモン(29)の好セーブにあいネットを揺らすことができない。
スペインサポーターのボルテージは最高潮に達した。長い笛が吹かれ試合終了。スペインは強固な守りでフランスに得点を許さず“無敵艦隊”ぶりを発揮、4大会ぶりの決勝進出を果たした。2010年南アフリカ大会以来の2度目となる優勝をかけ、準決勝もう1試合(アルゼンチンーイングランド)の勝者と戦う。
両者は直近の試合でスペインが2連勝(24年欧州選手権準決勝、25年欧州ネーションズリーグ準決勝)。さらに世代別だが、24年パリ五輪の決勝でも対戦しスペインが金メダルを獲得するなど、スペインにとっては相性がいい相手。今回の勝利で、連勝記録を「3」に伸ばし、さらに国際Aマッチの無敗記録を「37」とした。
※FIFAランクは大会開幕日のもの
※写真は決勝点を決めたスペイン代表ペドロ・ポロ選手