「ベリースタイリッシュ」都庁の“ハーフパンツ”通勤に海外メディア熱視線 熱波続くパリでは“エアコン争奪戦”も…【news23】
14日も全国で暑さが一段と増し、猛暑日となった地点は、ことし最も多くなりました。東京も、ことし初めての熱帯夜となるかもしれません。ヨーロッパでは、記録的な熱波の影響で「エアコン争奪戦」まで起きています。
今年一番の暑さ すみだ水族館では涼しい屋内で「花火」
今年一番の暑さとなった東京。
東京・墨田区のすみだ水族館では、14日から花火をテーマにしたプロジェクションマッピングが始まりました。
天井にサメや亀と共に花火が映し出され、涼しい屋内でペンギンと一緒に夏の風物詩を楽しむことができます。
平日の夜ですが、多くの人が水族館を訪れていました。みなさん、求めるのは「涼しさ」のようです。
来場者
「暑くて涼みに来ました。初花火になるかなと思うので楽しみにしてます」
「凄い外暑くて外で遊ぶには辛かったので涼しくて楽しいところに」
「川の水がちょうどいい温度」全国170地点で“猛暑日”観測
各地で気温が上がった14日。35°C以上の「猛暑日」を観測したのは、全国170地点で2026年一番の数にのぼりました。
最も暑かったのは静岡・浜松市の佐久間で、最高気温は38.3°Cまで上がりました。暑さから逃れるためか、穏やかな川で遊ぶ家族連れの姿がありました。
家族連れ
「気持ちいいね、お水が冷たくない。ちょうどいい温度」
USJ しゃべくり・ゼネラル・マネージャー 綾小路麗華さん
「正しい知識をしっかりと身につけて、熱中症ゼロに向けて本気で取り組んでいきましょうね」
大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、地元の小学生向けの熱中症対策セミナーが行われました。熱中症の諸症状や予防法などを学びます。
屋外では地面の温度を測ったり、ミストなどで実際に温度が下がったりすることを学んでいました。
そして最後は音楽に合わせ、ずぶ濡れになっていました。
東京・葛飾区の公園では夏の風物詩セミの鳴き声が。東京都心は最高気温が猛暑日に迫る34.7°C、厳しい1日になりました。
沖縄からの観光客
「天気やばくて、めっちゃ日焼けしています。腕時計で時計焼けするくらい」
熱中症警戒アラートも今年最多の17県に発表され、三重県大紀町では80代の女性が熱中症の疑いで死亡しました。
厳しい暑さは7月15日以降も続く見込みで、名古屋では37°C予想。
東京都心も7月16日は、35°Cの予想で引き続き熱中症に警戒が必要です。
東京都庁でハーフパンツ解禁 海外メディアも注目
そんな中、東京都の新たなクールビズに海外のメディアが注目しています。
フィリピンの放送局
「Hotpants」
「東京都の職員スーツを捨ててショーツに」
今年4月から東京都庁で始まった職員の「ハーフパンツ解禁」。
東京都が掲げる「東京クールビズ」の一環で、「TPOに応じた快適な服装」を目指し、Tシャツやハーフパンツの着用が可能になりました。
AFP通信
「ベリースタイリッシュ」
東京都職員
「センキュー」
7月15日、東京都庁で取材をしていたのは世界三大通信社のひとつ、フランスの「AFP通信」。都庁の「ハーフパンツ解禁」は外国で“ホットな話題”だということです。
「死人がでるかもしれない」熱波続くパリでの熾烈な“エアコン争奪戦”
革命記念日を祝う花火が夜空を彩ったフランスでは、エアコンや扇風機が売り切れとなり、価格が高騰する事態になっています。
記者
「フランスのネット販売のサイトですが、エアコンがほとんど完売しています。通常10万円ほどの商品が一時、約54万円まで高騰しています」
背景にあるのは、ヨーロッパを襲った記録的な熱波です。
フランスでは6月22日から28日にかけて、死者数が前の週より2000人以上増加していて熱波の影響とみられています。
この日、オープン前のディスカウントストアには、エアコンや扇風機の入荷を聞きつけた約200人が集まりました。
開店すると、我先にと勢いよく流れ込む客たちが、入り口を“破壊”。
客
「危ない!死人が出るかもしれない!」
さらに、ほかの店舗では、一台の簡易式エアコンを巡って数人の男性がもみあい、殴り合う事態に。
エアコンをめぐる熾烈な争い。しかし、入手できたから万事解決というわけではありません。
この夏エアコンを設置したJNNパリ支局の記者の家では、エアコンの排気ダクトの先には、布で覆われた窓がうっすら開いています。
実は多くの建物で室外機を置く場所がないフランスでは、排気ダクトを窓から外に出すしかないといいます。
しかし、これでは隙間を覆っているとはいえ、なかなか部屋は冷えません。パリ市民の熱波への試行錯誤は続きそうです。