福澤達哉が選ぶ立役者は「決まり方凄い」「ドーン!!」の“和製レオン” 史上初11連勝もこのまま「“15”狙いましょう」【ネーションズリーグ】

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2026-07-18 05:00
福澤達哉が選ぶ立役者は「決まり方凄い」「ドーン!!」の“和製レオン” 史上初11連勝もこのまま「“15”狙いましょう」【ネーションズリーグ】

■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子予選ラウンド 日本 3ー0 ベルギー(17日、Asueアリーナ大阪)

【写真で見る】「ドーン!」な甲斐選手

ネーションズリーグの男子予選ラウンド第3戦で、男子日本代表(世界ランク5位)はベルギー(同19位)にストレートで勝利。史上初の11連勝で、予選首位通過を決めた。この試合で解説を務めた元日本代表の福澤達哉さん(40)がベルギー戦の勝因と次戦(19日)対戦する世界ランク14位のアルゼンチン戦の見どころについて語った。

TBS熊崎風斗アナウンサー:もう今、終わりたてホヤホヤ!

福澤達哉さん:終わりたてホヤホヤ!完勝ですね。

熊崎アナ:完勝!3対0!

福澤さん:ずっとフルセットで来てたから、若干喋り足りないっすね。

熊崎アナ:確かに!

福澤さん:ちょっとね、スルッといったんで、もうちょっと色々ワーって言おうと思ったんですけど。

熊崎アナ:満を持しての日本ラウンド初登板!

福澤さん:ただ、素晴らしかったですね!誰が出ても、今日の初スタメンの甲斐(優斗)選手と、西本(圭吾)選手含めて、全員のパフォーマンスがグッとハマった中での完勝でしたから、気持ちよかったですね!

熊崎アナ:ストレート勝ちって思い返してみると初戦のウクライナ戦ですか?あの試合をストレートで勝って、その後フルセットが多かったので。

福澤さん:やっぱりタフな試合をずっと勝ってきたっていうこの流れでの10連勝で、今日、11連勝!これなんかふと、日本初っていう感覚で言ったら、これ世界初なんですよね!

熊崎アナ:世界初です!

福澤さん:世界の歴史を動かしたわけですか、日本が!

熊崎アナ:2018年からネーションズリーグ始まって、8回目で、男子チームで、開幕11連勝ってなかなかできるもんじゃないですよね?

福澤さん:なかなかできるものではないですよね!この勢いでもう1位通過が決まりましたから。最終レギュラーラウンドの最終戦アルゼンチン戦って、もう次は、メダルへ!

熊崎アナ:12連勝で(決勝ラウンド開催の)中国に乗り込みたいですよね!だからね!

福澤さん:もう全部、全部やったら15連勝ですから。

熊崎アナ:準々決勝、準決勝、決勝、確かに!

福澤さん:15狙いましょう、15!

熊崎アナ:15はいないじゃないですか?もうここから未知の領域で日本は戦っていくってことですよね?

福澤さん:そうです!もうそこは期待したいですね!

立役者は“決まり方凄い”あの人

熊崎アナ:今日の快勝っぷり、みんなすごいんですけど、立役者、どなたでしょう?

福澤さん:今日のヒーローは甲斐選手ですよね!今日の起用の意図っていうのは、もちろんこの出番がこれまでなかったっていうところもありますし、期待の若手っていうところもあるんですけど、やっぱり相手にこのレッガーズ選手っていうオポジットがいて、その攻撃力をどう抑えるかっていうところのマッチアップもそうですし、やっぱりこの攻撃面っていうところで期待されて投入されたわけですけど、期待以上の、凄かったですよね!何を打っても決まるっていう、決まり方凄くないですか?

熊崎アナ:決まり方凄いです!なかなか見ないです!

福澤さん:大体この、日本の選手とかブロックアウトだとかフェイントとか。

熊崎アナ:なんか上手いですねっていうコメントが日本のアタッカー皆さんあるんですけど。

福澤さん:全然ベルギーの上からドーンって打ってましたから!

熊崎アナ:身長2mオーバーの人たちがたくさんひしめくこの世界で!上からドーンですよ!

福澤さん:素晴らしかったですね!

熊崎アナ:3枚ブロックついてるのにお構いなしに上からドーンとか。

福澤さん:ああいう打開力、個の力で突破できる選手がいるっていうのは、全員選手そうなんですけど、甲斐選手はまた他の選手とは違う流れを生み出せる選手っていうところで、まだ、日本バレー界の秘蔵っ子ですから!

熊崎アナ:秘蔵っ子!そうですよね!

福澤さん:これがもうドーンって上がってきたら、ますます日本、手をつけられなくなりますから。

熊崎アナ:だってこれ多分世界の方たちから見たら、何でこの選手今回から初スタメンなの?11戦目だよ?って。

福澤さん:思ってるでしょうし、昨日のカナダ戦でも、今日の試合もそうですけど、代わるがわる出てきたやつすげー!ってなってると思うんですよね。

熊崎アナ:ユーキ、ラン、みたいな世界のファンたちが皆さん思ってたところ。大塚、富田、甲斐!

福澤さん:誰が出ても!やっぱりその代わって入る選手がしっかり日本のバレー、何をしなきゃいけないのかってのは分かった中で入ってくるので、会場の雰囲気に飲まれるとか、ゲームの流れに飲まれるとか関係なく、1発目から全員が全速力でドーンっていけるっていうのも、これもチームの強さだと思うので、こういう空気感が出せてるっていうのが今の日本の躍進の一つだと思いますね!

西本の存在感

熊崎アナ:あと初出場で言うと、初スタメンだった西本選手、ミドルブロッカー。

福澤さん:西本選手はやっぱりこのプレー以上の存在感ありますよ!

熊崎アナ:いやー、吠えてましたねー今日もね!

福澤さん:188cmですか、もうそれぐらいの身長で、世界のミドルだともう一番小さいんですよ!一番小さいんですけど、なんか存在感としては一番大きく見えません?

熊崎アナ:いや、そうですね!だってミドルブロッカーってバレーボールの中でも最も高い選手が占めてて、2m超え、ある意味当たり前ぐらいの世界じゃないですか?188で、小さく見えない!

福澤さん:そういう意味では夢を与えてると思うんですよね。例えばオポジットで西田選手が出てきた時にも、オポジットも昔は2mを超えた選手がほとんどだったので、身長が高くないと勝負できないんじゃないかなっていうところを、西田(有志)選手、宮浦(健人)選手がそうじゃないところを示していってくれた。サイドもそうですよね。髙橋藍選手も180cm台ですけど前々世界のトップにいるわけですから。じゃあミドルはどうかっていうと、まだまだ2mを越えた選手、身長がないと勝てないっていうところに、一石を投じてるわけですよ西本選手は。

熊崎アナ:確かに!今、西田選手とか宮浦選手、オポジットとして身長低いよねなんて誰も言わないですもんね!

福澤さん:これがやっぱり日本のバレーなんですよね。身長で勝負してない。どこで勝負するのかっていうところで、西本選手であれば機動力もそうですし、読みもそうですし、もちろんフィジカルの強さもありますけど、それプラスゲームの流れを変えられるムードっていうところ。それを自分がチームの役割の一つとしてやってるっていうことが、今の日本のこの一人一人の色が立ってるってことだと思うので、ますます楽しみですね!

熊崎アナ:キャラ濃いっすよね、メンバーが!

福澤さん:キャラ濃いっす!キャラ濃いですし、今日あのヒーローインタビュー受けてた2人ですけど、甲斐選手の持ち味何ですか?って言って、「高さとサーブです」って最初紹介あったと思うんですけど、自分で「甲斐スマイルです」って言って。高さとサーブと甲斐スマイルだそうなので!

熊崎アナ:いやー、笑顔も素敵ですしね!

福澤さん:3本で勝負していってもらいましょう!

熊崎アナ:いやー本当ですね!ここのね、ちょうど選手たち先ほどまで通って取材受けてたんですけど、甲斐選手が話してたのは、それこそサーブレシーブ狙われるのわかってた。じゃあもう、とにかくコート内に上がればどんなトスが上がってきても決められるから、いいんですって。もっともっと本当はね、サーブレシーブ精度も上げたいんだけど、今日はもうコート内に上げること、これだけ意識したって言ってましたよ。

福澤さん:もうそれ、海外の選手のマインドですよ。

熊崎アナ:熊崎アナ:あ、そうなんですか!?

福澤さん:海外の選手がよくやる。ちょっと上あげといて、もう自分でやればいいやみたいな。それこそバレーファンの人はわかるかもしれないですけど、ヴィルフレド・レオン選手!ポーランドのレオン選手!もちろんサーブレシーブ狙われます。ま、できますけど、崩されたりとかやりますよね。関係ないですよね!乱れてもそれを決めればいいっていう。まさにレオンになるポテンシャルを持ってると思ってください。

熊崎アナ:和製レオン!改めてですけど、レオンってもう今世界ナンバーワンアタッカーと言われるぐらい、とんでもない迫力のあるスパイクを打つ選手になる素質がある!

福澤さん:今日聞きました?打球音?

熊崎アナ:聞きました!

福澤さん:凄くなかったですか?

熊崎アナ:歓声凄いんですけど、歓声に負けないですよね。

福澤さん:甲斐選手1人だけなんか違いましたよね。

熊崎アナ:バチコーン!の音が。スパイクもそうだしサーブもそうだし。

福澤さん:まだまだ多分フィジカルがついてきますし、トレーニングもこれから伸び盛りですから。その状態で今があれですから。どうなります?楽しみっすね!

熊崎アナ:夢広がりますね!

福澤さん:広がります!

19日線アルゼンチンに「勝ってファイナルに」

熊崎アナ:先の夢も広がるんですけど、まず!明後日のアルゼンチン戦!予選ラウンドとしては締めになる、日本ラウンドの締めになりますが、どうでしょう?

福澤さん:やっぱりアルゼンチンっていうのは日本と同じタイプのチームなんですよね。当然高さももちろんあるんですけれども、拾って繋いで流れの中でコンビネーションで相手を崩していくっていうタイプのチームなので、似たようなチームが戦う上でやっぱり大事になってくるのは、プレーのクオリティになってくると思うので。間違いなく最終戦っていうところはお互いのチーム対チームの戦いになってくると思いますし、その中でもやっぱり石川(祐希)選手とアグスティン・ロセル選手!両キャプテンのこの関係性と。

熊崎アナ:ペルージャ!

福澤さん:それを対峙した時のマッチアップっていうところも個人的にはセリエA追いかけてきた中で胸熱なところもあるんですけど。

熊崎アナ:大塚選手のように、その同じチーム同士の対戦とかもありますし、アルゼンチン戦も目が離せないですね!

福澤さん:目が離せないですし、やっぱり勝ってファイナルに乗り込みたい!これはみんな思ってることだと思うので、しっかり応援していきましょう!

熊崎アナ:今日ストレートで勝ちましたが、どうでしょう?話し足りましたか、福澤さん!

福澤さん:ここで今発散しました!(笑)ちょっと使ってくださいね、これ!

熊崎アナ:このまんま。使わせていただきたいと思います!福澤さん、ありがとうございました!

福澤さん:ありがとうございました!また頑張りましょう!