山本由伸 シーズン初無四球完投!前倒し登板もWヘッダー1戦目で中継ぎ陣を温存、大谷は30度目マルチで&全力疾走で追加点

■MLB ヤンキース2ー8ドジャース ダブルヘッダー第1試合(日本時間20日、ヤンキー・スタジアム)
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ドジャース・山本由伸(27)が後半戦最初の試合、敵地でのヤンキース戦、ダブルヘッダー第1試合に今季18度目の先発、9回、102球を投げて、被安打4(1本塁打)、奪三振7、四死球0、失点2(自責点2)。レギュラーシーズン初の完投勝利、4回にソロホームラン、8回にはアンラッキーな形で点を失ったが、ヤンキース打線相手に2失点の好投で2年連続の2桁10勝目を完投で手にした。山本は昨季ポストシーズンで2試合連続完投勝利をあげている。
ドジャースは前日19日、雷雨で悪天候のために中止、2024年5月29日のメッツ戦以来のダブルヘッダーとなった。山本は登板が前倒しとなりダブルヘッダー第1試合に先発となった。オールスターでは2年連続登板なしに終わったがレギュラーシーズン後半戦最初の登板でヤンキースと対戦。ヤンキースタジアムでは24年6月に登板して7回無失点と好投、約2年ぶりのマウンドとなった。
鬼門の立ち上がり、1番・T.グリシャム(29)をスプリットで空振り三振を奪うと、オールスターでタイムリーを放った2番・B.ライス(27)もスプリットでセカンドゴロ、3番・J.ドミンゲス(23)にはストレートでねじ伏せてファーストファウルフライとわずか8球で抑えた。2回、オールスターMVPの4番・C.ベリンジャー(31)を外角高めのストレートで見逃し三振を奪うなどこのイニングは9球。
好投の山本を援護したい打線だが、1回は1番・大谷から3者連続空振り三振など今季9勝を挙げているヤンキース先発のR.シュリッター(25)に抑えられた。それでも3回、1死一塁で大谷がカットボールを捉えて、右中間へタイムリーツーベース、先制点を山本にプレゼント、さらに3番・F.フリーマン(36)もセンターへヒットを放ち、2塁走者の大谷が左ひざの不安を抱えながらも全力疾走で2点目のホームを踏んだ。
2点をもらった山本は3回も落ち着いたピッチングで3者凡退、点をもらった次のイニングをしっかり抑えて3回までヤンキース打線をパーフェクトに抑えた。
4回、先頭の1番・グリシャムにカウント2ー0とボールが先行すると、3球目、ストライクを取りに行ったストレートが甘く入り、ライトスタンドへ11号ソロ。2対1と1点差に詰め寄られた。それでも気持ちを切り替えて、オールスターコンビの2番・ライス、4番・ベリンジャーから三振を奪うなど最少失点に留めた。
勝ち投手の権利がかかった5回、これまでのリズムを変えずにヤンキース打線を3者凡退、確実にアウトを1つずつ重ねていった。5回終了でわずか55球、安定感ある投球を見せる山本、6回も3者凡退に抑えてここまで1安打ピッチング。
7回、先頭の2番・ライスにこの試合チーム2本目のヒットとなる右中間へのツーベースを打たれて、得点圏に走者を背負った。この試合初のセットポジションでの投球も3番・ドミンゲスをストレートでサードファウルフライ、4番・ベリンジャーはセンターフライと走者を進めず2死を奪った。ここからも気を抜かずに5番・M.シューマン(29)にいい当たりを打たれたがセンターライナーと無失点に切り抜けた。
すると8回、ドジャースは1死一、三塁から7番・T.ヘルナンデス(33)が貴重なタイムリーツーベースで4対1とリードを広げると、なおも1死満塁から9番・T.エドマン(31)が2点タイムリー、さらに1番・大谷もタイムリーなどこの回5得点を奪った。
8回のマウンドに上がった山本だったが、スパイクにアクシデント、一度ベンチに戻りスパイクを履き替えてマウンドに戻った。先頭の6番・J.チゾムJr(28)をセンターフライに打ち取ったが、この打球をセンターのパヘスが見失い、ツーベースにしてしまった。続く7番・ボルビーにレフト前へタイムリーとアンラッキーな形で点を失った。それでも、8番・マクマーンをファーストゴロ併殺打としっかり後続を切った。
9回のマウンドにあがった山本は先頭の1番・グリシャムをセンターフライ、2番・ライスを1球でセンターフライ、あっさり2死を奪うと、3番・ドミンゲスをカットボールで見逃し三振、山本はレギュラーシーズン初の完投勝利を無四球で飾った。これで2年連続2桁の10勝目となった。