大谷翔平 今季37度目マルチ&激走連発 3か月振りの盗塁で勝ち越し点、スクーバル5回3失点 ベンチで激高もすぐに切り替え

■MLB ドジャース6ー5ロイヤルズ(日本時間11日、ドジャー・スタジアム)
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ドジャースの大谷翔平(32)が本拠地でのロイヤルズ戦に“1番・DH”で先発出場。4打数2安打1打点。今季37度目のマルチヒットをマーク、同点の7回には約3か月振りの盗塁に成功して、勝ち越しのホームを踏んだ。先発のT.スクーバル(29)は本拠地初登板も5回3失点で勝敗つかず、3回にはベンチで激高したが、すぐに切り替えてその後は点を許さなかった。
前日10日は2試合ぶりのノーヒット、敵地でのダイヤモンドバックス3連戦は11打数1安打と抑え込まれた。8日ぶりに本拠地に戻ってきて心機一転、ロイヤルズの先発はN.キャメロン(27)、今季6勝ながら直近3試合は23イニングで1失点と安定感を見せている。
ドジャースの先発は移籍後、本拠地初登板となったスクーバル、大歓声でマウンドに上がると、1球目を投げるとさらに大歓声があがった。1死二塁のピンチを迎えると、3番・J.キャグリオーン(23)にシンカーをセンター前に弾き返されて、1点を失ってしまった。
好調の投手に対して大谷は1回の第1打席、カウント1-1から外角低めのスライダーに空振り、キャメロンはタイミングが合ってないのを見て、4球目もスライダーで大谷は完全に体勢を崩されてセンターフライに打ち取られた。
スクーバルは2ストライクと追い込みながらも決め球をファウルにされる苦しいマウンド、それでも2回には1死から9球粘られて四球を許したが、2者連続三振を奪った。
その裏、先頭の5番・M.ベッツ(33)が三塁線を破るツーベースで出塁し、ここから無死一、二塁とチャンスを広げたが、7番・T.ヘルナンデス(33)がショートゴロ併殺打に倒れて無失点。
3回、スクーバルはロイヤルズ打線2巡目を迎えると、1番・N.ロフティン(27)に左中間へのツーベースで出塁を許し、2死二塁のピンチを迎えると、先制タイムリーを打たれた3番・キャグリオーン、カウント0-2と追い込んだが、4球目、高めのスライダーを完璧に捉えられて、ライトスタンドへ21号ツーラン、0対3とリードを広げられ、スクーバルはベンチに戻ると自身に対する不満を爆発させた。
3点を追う展開となったドジャースは3回、無死二塁で大谷の第2打席、カウント1-0から甘く入ってきたチェンジアップを逃さずに右中間へタイムリーツーベース、2点差に詰め寄った。さらに1死二塁から3番・フリーマンがレフト前へ、2塁走者の大谷は全力疾走でホームへ、左ひざに不安を抱えているが懸命な走りで2点目を奪った。
2点を返してもらったスクーバルは4回、7球でこの試合初めての3者凡退、3回終了では激高していた気持ちをしっかり切り替えて落ち着いたピッチングを見せた。5回には2死から2四死球でピンチを迎えて、迎えるはこの試合全打点を叩きだしている3番・キャグリオーン、スクーバルを強気のピッチングで5球連続で速いボールで勝負、カウント2-2と追い込むと、最後は得意のチェンジアップで空振り三振、ピンチを脱して球場は大歓声に包まれた。
スクーバルは5回3失点で降板、6回から2人目、A.ベシア(30)が登板、2死からレフト線へのフライをT.エドマン(31)が懸命に追ってダイビングキャッチと好プレーを見せた。
その裏、2死一塁から6番・M.ロハス(37)が左中間へツーベースを放ち、二、三塁とチャンスを広げて、ロイヤルズは2人目、右腕のJ.シュライバー(32)を投入、ここで7番・T.ヘルナンデスに代えて代打・K.タッカー(29)を起用、ここで四球を選び、満塁で8番・マンシーがライト線へ走者一掃の逆転タイムリースリーベース、1塁走者のタッカーも全力疾走でホームへヘッドスライディングを見せて5対3。勝負に出たD.ロバーツ監督(54)も力強くガッツポーズを見せた。
しかし、7回、3人目J.ドライヤー(27)が1死一塁から9番・K.イズベル(29)に今季4号の同点ツーラン、逆転も束の間、5対5と追いつかれてしまった。
その裏、先頭で迎えた大谷の第4打席、ロイヤルズ3人目、A.ラング(30)と対戦。カウント1-1からストレートをコンパクトに弾き返してセンター前へ、4試合ぶり、今季37度目のマルチヒットをマークした。続く2番・パヘスは見逃し三振も大谷が今季7個目、約3か月ぶりの盗塁に成功、得点圏に進んだ。ここで3番・フリーマンがライト前へ、2塁走者の大谷はここでも全力疾走で勝ち越しのホームを踏んだ。
1点をリードしたドジャースは8回にT.スコット(32)を投入、1死から四球を許したが、続く打者を併殺打に打ち取りしっかりと繋いだ。そして、9回には守護神・E.ディアズが登場、登場曲が流れると本拠地は大歓声となった。
直近3試合で全て失点しているディアズは先頭打者を空振り三振、続く打者をセンターフライ、最後はファーストゴロと3者凡退に抑えて笑顔、今季6セーブ目をあげた。