道に大量のパンが不法投棄 なぜ? 鳥取の国立公園敷地内で…周辺では熊の目撃も “謎の迷惑行為”

鳥取県の国立公園・大山で連日、大量の食パンが捨てられています。発見された食パンはあわせて40キロ近くにもなります。一体、誰が、何のため?
記者
「きょう捨てられていた食パンです。いわゆるお店で売っている1斤を超えた、かなり大きいサイズで捨てられていたことがわかります」
食パンはきょうも捨てられていました。連日、食パンなどの不法投棄が確認されているのは、鳥取県大山町の国立公園内にある県道です。
事の発端は今月14日、このあたりを管理する自然公園財団の職員が周辺を車で巡回していたところ、道路わきに大量の食パンが投棄されているのを発見しました。1枚とかパンくずとかではなく、食パン1本を半分に割ったような巨大サイズです。
自然公園財団 鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎 所長
「うちの職員が巡視中に見つけて。(ガードレールの)柱の間にぽつぽつと」
確認された食パンは14日だけで重さ16.7キロあり、ガードレールに沿って、100メートルほどの間に点在していたといいます。
さらに、翌日…
自然公園財団 鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎 所長
「翌日(15日)には、もうちょっと向こう側にパンがまた何キロか捨ててありました。3日目(16日)には、ここより1キロくらい行った広い所に食パンがまた捨てられていた」
きょうまでの5日間に確認された食パンはなんと、39キロにのぼります。
自然公園財団 鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎 所長
「初めてですね、こういうことは。大体、不法投棄は谷とか見えにくい所に捨てられるが、これは完全に違う目的だなって」
この周辺はツキノワグマの目撃情報が寄せられるなど野生動物が多く生息する場所で、こうした行為が餌付けにつながる危険性もあります。
自然公園財団 鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎 所長
「食パンをどういう目的で捨てられているかわかりませんけど、動物が寄ってきたりすると、いろいろと問題が起きたりするので避けていただきたい」
連日、繰り返し行われている謎の迷惑行為。自然公園財団は今後、県や警察とともに巡回の数を増やすなど、監視体制を強化したいとしています。