猫同士で『追いかけっこ』をしているときの理由3選 仲良いの?悪いの?やめてほしいときの対処法まで
「ドタドタドタッ!」と部屋中を走り回る2匹の猫。楽しそうに追いかけっこをしている姿は、見ているだけで思わず笑ってしまいますよね。一方で、「これって仲良く遊んでいるの?」「もしかしてケンカ?」と心配になることもあるでしょう。今回は、追いかけっこをする3つの理由と仲の良し悪しを見分けるポイント、やめてほしいときの対処法まで詳しく解説します。
猫同士で『追いかけっこ』をしているときの理由

1.遊びながら狩猟本能を満たしている
猫が追いかけっこをする理由としてまず考えられるのが、「遊び」です。猫は本来、獲物を追いかける習性を持っているため、仲間を相手に追跡や逃走の練習をすることがあります。
たとえば、片方が突然走り出し、もう一方が「待って!」と言わんばかりについていく。その後、追う側と追われる側が入れ替わるなら、遊びである可能性が高いでしょう。
人でいう「鬼ごっこ」に近い感覚かもしれません。途中で休憩したり、何事もなかったように一緒に過ごしたりするなら、楽しく運動しているだけというケースもあります。
2.相手との距離感を確認している
猫は追いかけっこを通じて、相手との関係性や距離感を確かめていることもあります。
とくに若い猫同士では、「ここまで近づいたらどう反応する?」「これくらいなら追いかけても大丈夫?」と、お互いの許容範囲を探るような行動が見られます。
人間同士でいえば、親しい友達とふざけ合いながら「どこまでなら怒らないかな?」と様子を見るようなものです。
追いかけっこのあとに鼻を近づけたり、近くでくつろいだりしているなら、相手を嫌っているとは限りません。直後の様子や距離感も確認してみましょう。
3.相手を遠ざけようとしている
注意したいのは、追いかけっこに見えても、実際には「近づかないで」という意思表示になっている場合です。
一方の猫だけが何度も追われ、逃げた先で隠れようとするなら、遊びとは考えにくくなります。耳を後ろに伏せる、毛を逆立てる、低くうなる、シャーと威嚇するといった様子があれば、強い緊張や恐怖を感じている可能性があります。
「逃げる猫が楽しそうか」が判断のポイントです。追われた猫が自分から再び近づくなら遊びの余地がありますが、逃げ続けているなら無理をさせないほうが安心です。
追いかけっこをやめてほしいときの対処法

猫同士の追いかけっこが激しくなったときは、まず大声で叱ったり、手で直接引き離したりするのは避けましょう。興奮している猫に手を出すと、飼い主さんが引っかかれたり、猫同士の緊張がさらに高まったりすることがあります。
ケンカに発展しそうなら、クッションや段ボールなどを間に入れて視線を遮り、それぞれ別の場所へ誘導します。その後は、猫が落ち着ける空間で十分にクールダウンさせましょう。
それぞれの猫が自分のテリトリーを守れるように、普段から隠れ場所や高い場所を複数用意し、食事場所やトイレも取り合いにならないよう工夫すると、猫同士のストレス軽減につながります。
追いかけられる猫がいつも逃げている場合は、単なる遊びと決めつけず、生活環境や相性を見直すことも大切です。
まとめ

猫同士の追いかけっこには、遊びや運動、相手との距離感を確かめる意味などがあります。追う側と追われる側が入れ替わり、途中で仲良く休んでいるなら、楽しく遊んでいる可能性が高いです。
一方で、いつも同じ猫だけが追われていたり、威嚇やうなり声が出ていたりする場合は注意が必要です。「追いかけている」という行動だけを見るのではなく、表情や耳、しっぽ、追いかけっこの後の様子まで全体を観察してみてください。
愛猫たちの「楽しい!」と「もうやめて」のサインをよく見ながら、それぞれが心地よく過ごせる距離感を大切にしてあげたいですね。
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