猫が隙あらば『人のイスを奪いたがる』3つの理由 少し席を立っただけなのに…上手な対処法はある?
「ちょっと席を立っただけなのに、戻ってきたら愛猫がどっかり」。猫と暮らしていると、こんなイス争奪戦が日常になっていることもありますよね。しかも、さっきまで別の場所で寝ていたはずなのに、なぜか人が座っていたイスを狙ってくるから不思議です。今回は、猫が人のイスを奪いたがる3つの理由と、猫の気持ちを尊重しながらできる上手な対処法をご紹介します。
猫が『人のイスを奪いたがる』理由とは?

1.飼い主のぬくもりが残っているから
猫が人のイスを好む理由のひとつは、飼い主が座っていた場所に「ちょうどいい温かさ」が残っているからです。
猫は快適な温度の場所を見つけるのが得意です。人が立った直後のイスには体温が残っているため、ひんやりした場所よりも居心地がよく感じられます。
たとえば、冬に布団へ入ったとき、ほんのり温まった場所が気持ちよく感じることがありますよね。猫にとっても、それと似た感覚なのです。
さらに、飼い主のにおいが残っていることも安心材料になります。「好きな人がいた場所=安全」と感じやすいため、温度と安心感をまとめて味わえる場所として、イスが魅力的になるのでしょう。
2.飼い主のそばにいたいから
猫がイスを占領するのは、単純に「飼い主の近くにいたい」という気持ちが関係している場合もあります。
猫は一人で過ごす時間を大切にする一方、信頼している相手の近くでくつろぐことも好みます。飼い主がいつも座っているイスなら、そこにいるだけで自然と人との距離が近くなるわけです。
「撫でてほしい!」と積極的に甘えるわけではなくても、同じ空間で過ごしたいという猫は少なくありません。
そのため、イスを取られたからといって、必ずしも「どいて」と主張しているわけではありません。むしろ「ここにいると、なんだか落ち着く」という気持ちの表れかもしれません。
3.その場所が安全だと覚えているから
猫は一度「ここは快適」と覚えた場所を、繰り返し利用する傾向があります。
飼い主が普段座っているイスは、人の動きや生活音を感じながらも、危険なことが起こりにくい場所です。しかも高さや広さ、周囲の見渡しやすさなどが猫にとってちょうどいいケースもあります。
つまり猫からすると、「温かい・安心できる・居心地がいい」という条件がそろったお気に入りスポットなのです。
毎回イスを取られると「そこは私の席なんだけど…」と思ってしまいますが、猫に悪気があるとは限りません。むしろお気に入りの場所として、すっかり認定されている証拠ともいえます。
本当は猫もイスを狙っていて飼い主が席を立った瞬間、チャンスだとばかりに奪っていることもあるのかもしれません。
猫が人のイスを奪いたがるときの上手な対処法

イスを取られて困るなら、猫を無理に追い払うより「ここなら座っていい」という猫専用の場所を別に用意してあげるのがおすすめです。
たとえば、いつも使うイスの近くに猫用ベッドやクッションを置いてみましょう。飼い主のにおいがついたタオルを添えたり、日当たりのよい場所を選んだりすると、より気に入ってくれる可能性があります。
大切なのは、猫にとってイス以上に魅力的な場所を作ること。「ここに行きなさい」と強制するより、「こっちも気持ちいいよ」と選択肢を渡すイメージです。
それでもイスに戻ってくるなら、そこがかなりのお気に入りなのかもしれません。危険がない限りは、猫と場所を譲り合いながら暮らすのもひとつの方法です。
まとめ

人が席を立った途端、まるで待っていたかのようにイスを奪う猫。その行動には、残ったぬくもりが心地いい、飼い主のそばにいたい、その場所を安全で快適だと覚えているなど、さまざまな理由が考えられます。
「また取られた!」と思う場面もありますが、見方を変えれば、それだけそのイスが猫にとって魅力的だということ。専用のベッドやクッションを用意して、猫が安心して過ごせる場所を増やしてあげるのもよいでしょう。
イスをめぐる小さな攻防も、猫と暮らす楽しみのひとつです。今日も席を立った瞬間に愛猫がお気に入りの場所で待っているかもしれません。
関連記事
・猫が飼い主を舐めてくる時の理由とその気持ち
・くつろぐ子猫を見たら→あまりにも『不思議なポーズ』をしていて…『衝撃の光景』に5万いいね「すごいことになってるw」「知恵の輪みたい」
・猫は一緒に寝る人を選んでいる?人のそばで寝る理由、一緒に寝る方法と注意点
・飼い主を見つめる三毛猫→次の瞬間…予想外の『かまってアピール』に「あざと可愛いにもほどがある」「何回でも見たいw」と1万いいね
・猫が足を噛む6つの理由と対策