日本の半導体市場調査レポートをSDKI Analyticsが発表
2026-08-28 12:13

日本の半導体市場は、政府の積極的な支援や自動車産業からの需要を背景に、2035年まで着実な成長が見込まれています。
日本の半導体市場調査概要
SDKI Analyticsは、2026年から2035年を予測期間とした日本の半導体市場に関する調査結果を6月8日に発表しました。本調査では、市場の成長を牽引する要因や課題、機会のほか、主要企業の競争分析やセグメンテーションを網羅しています。調査期間:2026年4月〜2026年5月
調査手法:実地調査140件、オンライン調査390件
調査対象:市場参入企業530社
詳細レポート:https://www.sdki.jp/reports/japan-semiconductor-market/590642386
市場の成長予測と背景
日本の半導体市場は、2025年の約302億米ドルから2035年には約398億米ドルへと拡大し、年平均成長率(CAGR)は約3.5%に達すると予測されています。成長の主な原動力は、経済産業省によるAI・半導体戦略に基づく大規模な公的支援と、自動車や産業機器の電動化に伴うパワー半導体等の需要増大です。政府は2030年度までに10兆円超の公的支援を掲げており、官民合わせて10年間で50兆円超の投資を誘発することで、国内半導体関連売上高の拡大を目指しています。主要企業の動向
市場では、製造能力強化に向けた戦略的パートナーシップや大型資金調達が進んでいます。2026年5月には、Sony Semiconductor SolutionsとTSMCが次世代イメージセンサーの開発・製造に向けた合弁事業を目的とした基本合意書を締結しました。また2026年2月には、Rapidusが2nmロジック半導体の量産に向け、官民から総額2,676億円の資金調達を完了しています。市場セグメンテーション
製品タイプ別では、メモリチップが2035年までに市場全体の約38%を占めると予測されています。材料別では、製造インフラが確立されたシリコンが約40%のシェアを維持する見通しです。エンドユーザー産業別では、日本の強固な製造基盤を擁する自動車分野が全体の約30%を占める見込みです。※自動車産業の数値は、日本自動車工業会(JAMA)の報告に基づくまとめ
政府主導のサプライチェーン再構築と、自動車やAI分野を中心とした旺盛な需要により、日本の半導体市場は今後10年間で安定した拡大が期待されています。関連リンク
https://www.sdki.jp/reports/japan-semiconductor-market/590642386https://www.sdki.jp/survey-materials/semiconductor-manufacturing-equipment-market/590641576
https://www.sdki.jp/reports/semiconductor-cleaning-equipment-market/590642521
https://www.sdki.jp/reports/semiconductor-packaging-market/90017
https://www.sdki.jp/reports/advanced-semiconductor-packaging-market/590642045