「時間制限が出て急がなきゃ」ネット通販で知らぬ間に誘導「ダークパターン」規制強化へ 被害額3兆円か
ネットサービスを利用する人が不利な判断をするよう誘導する「ダークパターン」という表示をご存じでしょうか。規制強化に向けた動きが進む中、あるサイトがいま話題になっています。
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通販サイトで商品を買おうと思ったら…
「送料500円」「手数料200円」
案内のなかった送料や手数料がいつの間にか上乗せされていたり、残りの在庫数や残り時間などを表示して購入を急かしたりするケースも!
「赤い文字とかで時間制限みたいなの出ちゃって。急かされて、『急がなきゃ。あれ、できない』というのは結構ある」
インターネット上で消費者が気づかない間に不利な判断や契約をしてしまうよう誘導する「ダークパターン」。
ある調査によると、その被害額は推計で年間およそ3兆2000億円にものぼるといいます。
ダークパターン対策協会 石村卓也 事務局長
「グレーゾーンが多い問題ですから、現行の法律だと規制が行き届かないところがある」
消費者庁はきょう、有識者会議を開き、「ダークパターン」の規制を強化する方針で合意しました。
こうした中、いまネットで話題になっているのが、その「ダークパターン」の手口を安全に体験できるという、このサイト。
例えばこちら。登録していたサブスクを解約しようとすると、出てきたのは「半額オファーを受ける」というボタン。小さく書かれた「解約を続ける」を押すと、今度は解約理由を聞かれます。すると、また解約を引き止められ、最終的には電話での解約に案内されてしまいました。
「何でこんなボタン押さなきゃいけないのって。今2人でやってるから、娘が押してくれてるけど、私1人では無理だと思います」
こちらは、豪華賞品プレゼントという、いかにも怪しいお知らせ。バツ印を押しても一向に消えません。左上をよく見ると、小さく「閉じる」の文字が!
「そういうことか!確かにバツがいっぱいあったから、バツ押しちゃいそうになったよね」
なぜ、こうしたサイトを作ったのか。制作者に話を聞くと…
デザイン事務所AMIX トミナガハルキ代表
「『気をつけて』と言われていても、なかなか簡単に身につくものではないと思うので。一度自分で引っかかってみるのが一番の勉強になるかなと」