【都市対抗】西濃運輸が12年ぶり2度目の優勝!NTT西日本破り黒獅子旗獲得 4回城野の先制打など一挙4得点 4投手継投で競り勝つ

■第97回都市対抗野球大会 決勝 NTT西日本 3-4 西濃運輸(6日、東京ドーム)
社会人野球の日本一決定戦『都市対抗野球大会』の決勝戦が行われ、西濃運輸(大垣市)がNTT西日本(大阪市)を破り、12年ぶり2度目の優勝を飾った。
試合は0ー0で迎えた4回、8番・城野達哉(27)が先制打を放つなど一挙4得点を奪った。投げては先発・摺石達哉(26)が7回途中2失点の力投。終盤は川井瑠輝也(23)、水野匡貴(30)、山下大輝(35)の継投でリードを守り切った。
西濃運輸は今大会、初戦で東京ガス(東京都)に12安打の猛攻で勝利すると、2回戦ではJR東日本東北(仙台市)を延長10回タイブレークの末に下した。続く準々決勝では昨年王者の王子(春日井市)を相手にヤマハからの補強選手・前野幹博(31)が2本塁打をマークする活躍でベスト4進出。準決勝ではエイジェック(小山市)に競り勝ち2度目のVに王手をかけた。
そして迎えた決勝戦、打線はNTT西日本の先発・パナソニックからの補強選手である柿本晟弥(24)に対し、序盤3回まで走者を出しながらも得点を奪えずにいた。それでも4回、1死一、三塁の好機を作ると、8番・城野がライトへ適時打を放ち、先制に成功。さらに9番・北野貴昭(32)はバントヒットで満塁とすると、1番・原田大輔(31)が押し出しの死球で追加点を挙げた。その後も相手守備の隙を突き、一挙4得点。試合の主導権を握った。
4点の援護をもらった先発の摺石はNTT西日本打線を6回まで無失点に封じる好投。しかし終盤7回、1死一二塁とピンチを迎えると8番・辻本勇樹(30)にセンターへの適時打を浴び1点を返された。なおも2死一、三塁のピンチの場面では、1番・串畑勇誠(28)にライト前のポテンヒットを許し点差は2点に縮まった。ここで摺石は降板、2人目・川井が後続を抑え追加点は与えず。
続く8回、2イニング目のマウンドに上がった川井は2本のヒットで1死一、三塁とピンチを招くも、味方の堅い守備にも助けられ無失点で切り抜けた。2点リードで9回はヤマハからの補強選手、水野がマウンドへ。しかし1死から8番・辻本にソロ本塁打を被弾し1点差に。続く9番・パナソニックの補強選手、山路将太郎(23)にはライトフェンス直撃の二塁打を浴びた。
同点の走者を背負ったところで西濃運輸は4人目・山下を投入。緊迫した展開も後続を封じ1点リードを守り切った。勝利した西濃運輸は12年ぶり2度目の優勝で黒獅子旗獲得。社会人野球の頂点に立った。
また、今月にはアジア大会(愛知・名古屋)が開幕。代表メンバーには都市対抗野球で活躍した選手が名を連ねる。前回大会(中国・杭州)で銅メダルを獲得した侍ジャパン社会人代表は自国開催となった1994年の第12回大会(広島県)以来、32年ぶり2度目の頂点を目指す。
【アジア大会 野球日程】
9月21日~27日
会場:岡崎中央総合公園野球場、豊橋市民球場