「また同じ状態に」再開3日で再び被害…名古屋は冠水「こんな大雨見たことない」関東も大雨に警戒【Nスタ解説】
気象庁は9日(水)にかけて、関東から四国の広い範囲で線状降水帯が発生するおそれがあるとして、「線状降水帯半日前予測」の情報を発表しました。
各地で警報級の大雨となっています。厳重な警戒をしてください。(8日午後6時頃の放送より)
名古屋市に「レベル5緊急安全確保」愛知・岐阜に線状降水帯が発生
記者
「ひざ下まで水位が上がっています。名古屋市栄です。こんな大雨、見たことありません」
非常に激しい雨が降り出し、街が冠水した名古屋市。車が通るたびに大きな波が押し寄せます。
愛知県西部では線状降水帯が発生。名古屋市では、午後4時20分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降りました。
地下へ続く階段は急遽閉ざされ、土のうを設置する様子も。
マンホールからでしょうか、交差点の真ん中で水が勢いよく噴き出す場面も見られました。
三重県・四日市市も大雨に見舞われ、道路が冠水しました。
マンホールから水が噴き出し、側溝へと流れていく水も激しさを増しています。
8月の豪雨で被害にあったラーメン店「言葉がない」
東京でも地面を強く打ち付けるほどの激しい雨となりました。排水管からは、雨水が勢いよく流れ出ています。
気象庁は8日午後4時すぎ、線状降水帯の半日前予測を発表。
8日夜の始め頃から9日明け方にかけ、東京など関東地方では線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
千葉県では、7日の大雨で水浸しになった畑に、8日も雨が容赦なく降りました。
8月の豪雨で冠水被害を受け、7日の大雨でも一帯が水に浸かった大網白里市。
こちらのラーメン店は3日前に営業再開したばかりでしたが、再び被害に見舞われました。
ラーメンみたけ 池田隆宏店主
「もう言葉がないですね。3週間かけてやっと営業できたのに、2日しか営業できないで、また同じ状態になって。またいつ営業できるか分からないので」
各地で観測された“災害級の大雨”。列島の広い範囲で大雨に警戒が必要です。
愛知・岐阜 引き続き警戒を 8日夜から関東でも大雨警戒
坂口愛美気象予報士:
雨の強まる地域が、東海から東へ移りつつあります。
ただ、台風とは異なり、秋雨前線の雨雲はかかり続けるので、局地的に雨が降るおそれがありますから警戒が必要です。
今後、活発な雨雲は東へ進むとみられ、関東地方でも大雨になるおそれがあります。また、北陸や東北南部も警戒が必要です。
9日朝には、西日本~東海あたりにある熱帯低気圧の雨雲が前線に取り込まれながら日本列島を東に横断していくとみられています。
9日は、午前は西日本、午後は東海や関東などで8日と同じような場所で大雨となりそうです。
9日夕方までの予想雨量 関東甲信・四国で250ミリ 各地で災害の目安200ミリ超える
24時間予想雨量をみると、関東甲信、四国では250ミリの予想となっています。
【予想雨量(9日夕方まで)】
関東甲信・四国:250ミリ
東海地方:200ミリ
近畿地方:200ミリ
北陸地方:150ミリ
東北地方:120ミリ
災害の一つの目安が「雨量200ミリ」と言われています。
【24時間で〇〇ミリの雨とは?】
<100ミリ以上>
まとまった大雨
道路冠水など
<200ミリ以上>
災害の恐れが高い
土砂崩れや河川増水
<300ミリ以上>
大規模な河川氾濫
土砂災害
警戒を続けてください。