“ライバル”林芳正氏が閣外 第2次高市改造内閣発足へ 専門性と即戦力を重視 18人のうち10人交代 林氏側近「来年の総裁選に向けて自由に動ける」

第2次高市改造内閣が今夜、発足します。政権の安定と継続性を重視し、骨格を維持する一方、来年の総裁選でライバルになるとみられた林総務大臣は、閣外に去ることになりました。
藤井比早之 新・総務大臣
「もしもし、藤井でございます」
自民党の「役職希望アンケート」に「魂を込めて書いた」と話す藤井比早之衆院議員(55)。総務大臣として初入閣しました。
井林辰憲 新・国交大臣
「大臣にしていただけると予想していなかったので。クリーニングかけたまま、きのうのうちにね」
自らモーニングのズボンにアイロンをかける井林辰憲衆院議員(50)。元国土交通省の職員ですが、今回、大臣として役所に戻ることになりました。
今回18人の閣僚のうち10人が交代しましたが、このうち、総務、法務、国交、そして国家公安委員長の4人は役人として、その省庁に勤務経験がある議員で、高市総理が人選にあたって高い専門性と即戦力を重視したことがうかがえます。
その国家公安委員長に起用された葉梨衆院議員(66)。法務大臣時代、死刑に関わる失言で更迭されたことがありましたが、そのことを振り返り…
葉梨康弘 新・国家公安委員長
「1回失敗をした人間でも、しっかりと地に足をついた活動をやっていけば、国家国民のために仕事ができるということを示していきたいんです」
今回、日本維新の会から初めて中司前幹事長(70)が規制改革担当大臣として入閣しました。
中司宏 新・規制改革担当大臣
「維新の会は改革のために生まれた政党ですので、しっかりと改革を進めて、そして総理を支えて頑張っていきたい」
また、去年の総裁選で争った茂木外務大臣と小泉防衛大臣を閣内に留め、取り込みをはかったかたちですが、処遇が最大の焦点になっていた林総務大臣は閣外に去りました。
林氏はけさ、周辺に「これで解放される」と漏らしましたが、林氏の側近からも…
林氏側近
「来年の総裁選に向けて自由に動けるようになるんだから良いことだ」
果たして林氏が政権の“火種”となるのかどうか、注目されています。