日本ゼオン子会社の元社長を略式起訴 課税免れるためベトナム・ハイフォン市税関局職員に金銭供与した不正競争防止法違反の罪で 東京地検特捜部
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-28 17:38

課税を免れるため、ベトナムの税関職員に日本円で110万円相当の現金を渡したとして、東京地検特捜部はきょう(28日)、化学メーカー「日本ゼオン」の子会社の元社長を不正競争防止法違反の罪で略式起訴しました。
不正競争防止法違反の罪で略式起訴されたのは、化学メーカー「日本ゼオン」のベトナムにある子会社の元社長・金子雄一郎被告(62)です。
特捜部によりますと、金子被告は2021年10月、税金を減らしてもらおうとベトナム・ハイフォン市にある税関の事務所で、現金2億2000万ベトナムドン、日本円にして110万円相当を現地の税関職員に渡した罪に問われています。
現金を受け取った税関職員は、「日本ゼオン」の子会社に対する税関事後調査を行うハイフォン市税関の調査団の団長で、追徴課税を算定する前提となる違反事実を消滅させることなどを目的として現金を渡し、便宜を図ってもらおうとしたということです。
特捜部は金子被告の認否を明らかにしていません。
東京簡裁はきょう(28日)付で金子被告に対し、罰金80万円の略式命令を出しました。