「鯳」という漢字、あなたは読むことができますか?「魚」+「底」という漢字、魚の名前だということはわかりますが、一体何の魚なのでしょうか。実は、とっても身近な食べ物の名前だったんです。一体何のことなのでしょうか。
基本の読み方
まずは漢字の読み方を見ていきましょう。1文字だけなので、読み方がわかれば何のことを指しているのかわかりますよね。
カタカナは音読み、ひらがなは訓読み(送り仮名)です。
鯳・・・すけとうだら
読み方は1つだけ!もうわかりましたよね。
正しい読み方は・・・
正しい読み方は「すけとうだら」でした!「介党鱈」とも表記されます。タラの一種で、「スケソウダラ(介宗鱈・助惣鱈)」とも呼ばれています。傷みが早いため、鮮魚のまま流通することは少なく魚の姿のまま食卓にのぼる機会はありません。しかし、様々な食べ物に加工されているため私たちにとって身近な食材の1つなんです。
白いご飯のお供にピッタリのタラコは、スケトウダラの卵巣を塩漬けにしたものです。ちくわやかまぼこなどの練り製品は、スケトウダラのすり身が主原料となっています。ちなみに、ちくわとよく似ている「ちくわぶ」は小麦と水、塩を練りこんだもので魚のすり身は入っていないそうですよ。詳しくはこちらにも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。