猫はさまざまな鳴き声で飼い主とコミュニケーションを取ろうとしてくれます。その中に「ニャ？」とまるで質問を投げかけているかのような声で話しかけられたことはありませんか？猫が飼い主に話しかけてくるのはどういうときなのでしょうか。
猫が「ニャ？」と鳴くのはなぜ？
猫が飼い主に向かって「ニャ？」と疑問形で訴えかけてくるときは、何を望んでいるのでしょうか。
1.要求鳴き
ごはんが欲しい、遊んでほしいなど何かしら要求があるときに「ニャ？」と疑問形で鳴くことがあります。
猫は賢いので、ご飯の時間が近づくと「そろそろご飯の時間だよ？」「まだくれないの？」と訴えてくることも。
遊んでほしいおもちゃをくわえて持ってきて、まるで「ほらこれで遊ぼ？」と言わんばかりの行動を取ることもあります。
トイレが汚れているときなども要求鳴きをすることがあるので、猫が何かを訴えているときはできる限り要望に応えてあげるようにしましょう。
2.甘えている
猫は甘えたいときにも「ニャ～？」と疑問形で鳴いてくることがあります。
我が家でも甘えたいときは鳴きながらすり寄ってくることが多く、その場合はたくさん撫でてあげるとゴロゴロと満足そうにくつろいでいます。
猫にたくさん触れることができるチャンスなので、猫が甘えてきたときはたくさん触れ合ってコミュニケーションを取るようにしましょう。
3.話しかけている
猫の中にはおしゃべりが好きな子もいるらしく、飼い主に対して良く話しかけてくる子もいるようです。
特に意味は無くても、飼い主が近くに来たり触られたりしたときに「ねぇねぇ」「何か用？」といった感じでお話してくれます。
猫は自分の名前を理解していると言われているので、名前を呼ぶと「ニャ？」と返事をしてくれることも。
たくさん話しかけて、猫とおしゃべりできるようになると楽しいですよね。
猫の鳴き声には色々な意味がある
猫の鳴き声には「ニャ」以外にもさまざまな種類があります。独り言のように漏れ出す声もありますが、鳴き方によって異なる意味を持っているのです。
「ニャ」と鳴く以外によく聞く鳴き声をご紹介します。
アオーン、ナオーン
大きい声でこのように鳴くときは、不安なときが多いです。
我が家の猫は飼い主が別の部屋にいるとき、大声で「ナオーン」と鳴きます。不安なときだけでなく、寂しいときや心配しているときなどにもよく聞く鳴き声です。
シャー、ウウウ
威嚇しているときなどに「シャー」と鳴いたり「ウウウ」と低く唸ったりします。
このような状態のときは興奮して攻撃的になっているので、むやみに手を出すのは危険です。
多頭飼いで猫同士がケンカをしている場合は、手を叩くなど音で気を逸らすようにしましょう。
ゴロゴロ
気持ちいいときやリラックスしているときにゴロゴロと鳴きます。この声を聞いていると、飼い主も心地よい気分になりますよね。
しかし不安なときや体調不良のときもゴロゴロと鳴くことがあるので、猫の様子に変わったことがないか注意してみるようにしてください。
まとめ
猫が人間と同じように疑問形を使っているとは考えにくいですが、飼い主とコミュニケーションを取るうちに鳴き声のバリエーションも増えていきます。
その中でこう鳴くと飼い主が喜ぶ、何かをしてくれると学んでいるのかもしれません。
猫とたくさん会話することで、より意思疎通ができるようになると嬉しいですよね。日々のコミュニケーションをしっかり取って、猫との信頼関係を深めていきましょう。
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