レアゾン「GIFTech Academy」で参画企業3社のロイヤリティもアップ! 若手エンジニアたちがいま共有したい3つのポイント、MVP Focus もシナジーに

2024-05-08 20:43

「通常では聞けないような、その企業の社員のマインドや、企業内で重要視されていることを知ることができた」

「この企業に入りたくなった。サービスに対してファンになった。応援したくなった」

――― そんな若手エンジニアの声があがる、話題のハッカソンが、『GIFTech Academy』。

手がけたのは、「N1エンジニアリング」と題したハッカソンを展開する、レアゾン・ホールディングス(東京都新宿区)。

「N1エンジニアリング」では、エンジニアとクリエイターが共創し、個々人(N=1)に特化したパーソナライズサービスの開発に取り組み、まずは、一人のユーザーを満足させるプロダクトを開発することから始め、将来的には不特定多数をターゲットとした製品をゼロから開発するスキルを磨くことが目標。

3月16・17日には『GIFTech Academy』を開講し、総勢34名のエンジニアが参加。「N1エンジニアリング開発」の基礎を学び、さらにはゼロから有名なプロダクトを開発したエンジニアの講義を受講した。

自由と責任を全員が持って高い水準を

34名のエンジニアはまず、サービスやプロダクトが生み出された背景に迫るドキュメントフィルム「MVP Focus」を観ながら、GIFTech Academy 参画企業である Abema TV 、Preferred Robotics 、menu の3社のキーマンが登壇し、それぞれのサービスの立ち上げについて振り返り、当時の課題やプロジェクト成功の秘訣について伝授した。

ABEMA 立ち上げ当初の話しでは、とくに大きな課題であったUI・UXの設計において、一切の妥協をせずつくり上げていく姿勢を披露。

デザインのこだわりをモックアップで見える形にし、全エンジニア全開発チームと意思統一をはかりながらも解像度を高めないゴール設定をすることで、自由と責任を全員が持って高い水準を目指していく話を、エンジニアは聞き入った。

マーケターやデザインなどの連携が重要

人の指示通りに自動で動く家具「カチャカ」では、好きなモノやエンジニアのこだわりだけでつくるのではなく、つくったモノが売れるためにマーケターやデザインなどを担当する他チームとの連携をとっていくことが重要であると振り返る。

とにかく市場に早く投下

また、制作期間4か月のスピード開発でローンチしたデリバリーアプリ「menu」では、とにかく市場に早く投下してユーザーからフィードバックをもらうことで、機能をアップデートしより良いモノを提供することができた、と振り返りった。

――― MVP Focusの視聴後、サービス開発に携わった各企業の代表者、Abema TV 長瀬慶重さん、Preferred Robotics 寺田耕志さん、menu友兼諭史さんが登壇し、プロジェクトを進めていくにあたって重要なマインドやプロセスなどを伝える講義へ。

講義の最後には、生成AIが全盛する時代に、これからエンジニアの価値が下がっていくこと、明るい未来を切り開くには自分の価値をしっかり考えることが重要であると述べ、登壇した3名が「若い世代に伝えたい3つのこと」を伝えた。

Abema TV 長瀬さん、3つのポイント

AI全盛の時代、テック業界でエンジニアのレイオフ報道が相次ぐ中で明るい未来を切り開くためには「(1)働く環境(がすべて)、(2)変化を楽しむ、(3)AIには置き換えれない(コミュニケーション能力などの)ソフトスキルを身につける」ことが重要と。

Preferred Robotics 寺田さん、3つのポイント

0 からのプロダクト開発において、良いモノをつくる(発想) だけではなく、ユーザー視点を取り入れた”売れる”モノづくりが重要。

そのためには「(1)思い込みを捨ててファクトベースで考える、(2)想像上のお客様でモノを作らない、(3)仲間とのコミュニケーションを重視する」ことが大切と。

menu株式会社 友兼さん、3つのポイント

より早く市場に(ユーザーに)届ける、多くのユーザーのフィードバックをえる、それに適切に対応していくスピード開発。

「(1)本当に必要な機能に絞る=捨てる、(2)動くものをみて考える、動かして考える。(3)エンジニアの範囲は無限(エンジニアの範囲はプロダクトに関わることすべて)。担当する範囲を制限しない」ことを意識していくと良いと伝えた。

「企業に入りたくなった」という声も

今回の、レアゾン・ホールディングス「GIFTech Academy」終了後に、参加した若手エンジニアに「プロジェクトに参画する企業のサービスについて、受講後の印象の変化」と聞くと、参加者の半数以上が「企業に入りたくなった、サービスに対してファンになった、応援したくなった」と回答した。

興味を持ったと回答した参加者も合わせると8割以上がポジティブな印象だった。

今回のハッカソンを受け『GIFTech -テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能』に参画する企業(株式会社AbemaTV /株式会社Preferred Robotics /menu株式会社)のロイヤリティも高めることができる結果に―――。

今後どんな企業が参画するかにも、注目

GIFTech を体験している若手エンジニア 佐藤貴子さんは、「3社の『MVP Focus』や講義の内容を体現するプロジェクトが GIFTech 。このカリキュラムを体験して、ものづくりの本質を知ることができた」と。

――― GIFTech は、(1)0 から開発ができるスキルを身につける (2)仲間と共創する能力を習得する の2つのポイントを軸に、エンジニアの創造性を刺激し、モノ創りの喜びを再発見するためにさまざまなコンテンツを展開中。

(1)著名企業のサービス開発ストーリーにおいて重要な役割を果たしたエンジニアに焦点を当てたドキュメンタ リーフィルム『MVP Focus』のムービーを制作し、順次公開している。

また、(2)参加型イベントの次世代型ハッカソンを開催し、たった一人に向けたパーソナライズドサービスを開発する “N1エンジニアリング” を展開。

参加者は 「有名インフルエンサーの求めるパーソナライズドサービスを開発する」 というテーマでMVP開発を行い共創能力を身につけられる。

――― GIFTech 参画企業のロイヤリティもアップする、今回の GIFTech Academy 。今後、どんな企業が参画するかにも、注目だ。

 
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