パキスタン南部の都市カラチにある国際空港付近で爆発があり、少なくとも3人が死亡しました。過激派組織が「中国人を狙った」と声明を出しています。
【写真を見る】パキスタンの国際空港付近で爆発 「中国人狙った」過激派組織が犯行声明 3人死亡
パキスタンの現地メディアは6日、カラチの国際空港付近で爆発があり、少なくとも3人が死亡、17人が負傷したと報じました。負傷者には外国人が含まれているということです。
ロイター通信によりますと、南西部バルチスタンの独立を目指す過激派組織が犯行声明を出していて、爆発は中国人を狙ったものだとしています。
犯行声明を出した過激派組織「バルチスタン解放軍」は、軍や政府の関係者を侵略者とみなし攻撃していて、港湾の開発に携わる中国人や州外からの労働者も攻撃しています。
今年4月には、日本人駐在員を狙った自爆テロを起こした疑いも持たれています。