【速報】「けがをさせていない」1歳園児に暴行加え死亡させた罪に問われた保育士の女　初公判で無罪主張　横浜地裁　事件は神奈川・平塚市の保育園で2017年4月に発生

7年前、神奈川県平塚市の保育園で当時1歳の園児に暴行を加えて死亡させた罪に問われている嘉悦彩子被告（48）の初公判が横浜地裁できょう開かれ、嘉悦被告は無罪を主張しました。

嘉悦被告は2017年4月、神奈川県平塚市内の私立の認可保育園で当時1歳の柳田彩花ちゃんに暴行を加えて頭の骨を折り、外傷性くも膜下出血で死亡させた罪に問われています。

嘉悦被告は初公判で「私は一時保育室で園児を寝かしつけていましたが、彩花ちゃんにけがをさせていません」と無罪を主張しました。

弁護側も「故意の行為によるものではなく、病死の可能性がある。事件性はない」と主張しました。

捜査関係者によりますと、嘉悦被告は彩花ちゃんの担当保育士で、事件当時、昼寝の時間に他の園児と共に彩花ちゃんと同じ部屋にいたということですが、その後、調子が悪くなった彩花ちゃんが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察は、医師の話などから彩花ちゃんは人為的に強い衝撃を受けて死亡した可能性が高いと判断して捜査を開始。

嘉悦被告は事件から4年後の2021年11月に逮捕、起訴され、逮捕当時は「やっておりません」と否認していました。