ドジャースは日本時間6日、大谷翔平(30)が左肩関節唇の損傷を修復する手術を受け、成功したと発表した。
大谷はワールドシリーズ第2戦(同10月27日)の盗塁でスライディングした際に、左肩を負傷。試合後は「亜脱臼」と説明され、その状態が心配されていた。
その後、第3戦から第5戦まで出場。チームは4勝1敗でヤンキースを下し4年ぶり8度目の世界一に輝いた。大谷は負傷後は塁に出ても、左でユニホームの胸付近をつかみ、肩を固定させながら走塁をするシーンも見られた。
第3戦の試合後の会見で大谷は、左肩について「痛みもだんだん引いてきている」と状態を説明し、記者から手術について聞かれると「そこまでの話は特にはしてないので、今シーズンが全部終わった後に、改めてそれなりの検査をして」と話していた。
優勝から約1週間が経ち、球団は「(左肩)脱臼による関節唇損傷を修復するため」と発表し、ロサンゼルスにて、過去2度の右肘手術を担当したニール・エルアトラッシュ医師の執刀で関節鏡下手術が行われたと説明。
なお、2月のスプリングトレーニングには間に合う見込みだという。