「2人に『ごめんね』しかない…」水戸ネイリスト女性殺害 被害者の夫が語った悲痛な胸中 元交際相手の男に拘禁刑20年の実刑判決

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-09-30 19:11

去年、水戸市で元交際相手のネイリストの女性を殺害した罪などに問われている男に、拘禁刑20年の実刑判決が言い渡されました。

【動画】「2人に『ごめんね』しかない…」水戸ネイリスト女性殺害 被害者の夫が語った悲痛な胸中 元交際相手の男に拘禁刑20年の実刑判決

小松本さんの夫
「2つの命をとられたとしか思っていないので、2人に対して『ごめんね』しかないです」

きょう、悲痛な胸のうちを語ったのは、妊娠中の妻を殺害された夫です。

小松本さんの夫
「早く帰れなかった。もう少し早くいろんな対応ができたのではないかと」

事件が起きたのは去年の大みそか。水戸市のアパートで小松本遥さん(当時31)が殺害されました。

この事件で殺人の罪とストーカー規制法違反の罪に問われたのは、大内拓実被告(29)。小松本さんの元交際相手です。

大内拓実 被告
「不安な気持ちや、もどかしい気持ちに変化していった」

小松本さんとの交際が解消されると、復縁を迫ったという大内被告。しかし、連絡が取れなくなると、元交際相手に寄せていた気持ちは“強い殺意”に変わっていきました。

大内拓実 被告
「自分が楽になって、モヤモヤした気持ちを消したかった。出会う前に戻って、リセットしようと思った」

起訴内容を認めたうえで、動機についてこう話しました。

また、裁判で明らかになったのは、大内被告の“執拗なストーカー行為”です。

検察側
「被害者を執拗にさがし、居場所や家を把握した」

大内被告が小松本さんの自宅や行動を把握するために使ったのは、スマホなどで位置情報を特定できる「紛失防止タグ」。これをぬいぐるみに隠し入れ、小松本さんに送っていたほか、車にも取り付けていました。

小松本さんは、事件のおよそ7か月前に念願だったネイルサロンを開業。その後、現在の夫と結婚し、お腹には赤ちゃんがいました。

検察側は…

検察側
「被害者は新婚で妊娠していて、幸せに満ち溢れた人生を送るはずだったが、突如として無残に命を絶たれた」

拘禁刑21年を求刑。

一方の弁護側は、“踏みとどまろうと葛藤していた。更生できる人間である”などとして、量刑について争うとしていました。

そして、きょうの判決。水戸地裁は「被告人は未練を断ち切ることができず、拒絶されると不安や苛立ちを抱き、怒りを募らせた」と指摘。その上で…

裁判長
「自分が楽になるためという動機は、身勝手というほかない。妊娠中であったのに、突然の理不尽な凶行により人生を終えることを余儀なくされた被害者の無念さは計り知れない」

拘禁刑20年の判決を言い渡しました。

小松本さんの夫
「正直、納得はしていない。たった20年で外に出てこられてしまうのと、2人に対して『ごめんね』しかないです」

記事全文を読む
  1. イスラエル行き旅客機がサウジアラビアに緊急着陸 副操縦士が機長を刃物で刺したか 客室乗務員らが機体を制御し無事着陸
  2. 戦闘終結への協議めぐり イランが自国提案に対して米側から正式回答受け取る トランプ氏が“拒否”もカタールなどの仲介で協議続く
  3. “文化の発信地” 西武渋谷店が閉店 店前には多くの人、別れ惜しむ声 2016年から赤字経営続く
  4. サッカー男子U-21日本代表、PK戦の死闘制し16年ぶりの金メダルに王手!決勝は3大会連続の“日韓戦”【アジア大会】
  5. サーフィン初代王者五十嵐カノア「アジア大会はミッションコンプリート」次なる戦いへ、メダル獲得翌日に出国「飛行機でゆっくり振り返りたい」【アジア大会】
  6. 「何も言えない職場」はなぜ生まれるのか ハラスメント対策と管理職指導の難しさ
  7. 「GOOD BYE BAD HALLOWEEN」東京・渋谷区が今年のハロウィーン対策を発表 電動キックボードの利用制限も
  8. 「政治生命をかけた判断」“核のごみ”文献調査の受け入れ表明 茨城・常陸大宮市の鈴木定幸市長 市民は「長い時間かけて慎重に判断を…」
  9. ソフトボール日本代表、韓国に完勝で5連勝 後藤希友が6回ノーヒットノーランの圧巻投球 中溝優生にソロ本塁打【アジア大会】
  10. 「PREMIUM JAPAN AWARD 2026」初開催 坂東玉三郎、中村隼人ら受賞、大賞は『日本料理大全』
  1. 現場指揮者ではない人が“5分前”に線路へ入るよう指示、作業員は黙認 東武日光線4人死亡“ずさんな安全管理”の実態明らかに
  2. 妻の遺体を切断し川に捨てた疑い 医師の男(46)逮捕 去年9月「口論となった後、家を出て連絡がつかない」と行方不明届 尼崎市
  3. 「やばいやばい」クマが何度も車に突進…ボンネットに乗り上げる ドラレコに一部始終 北海道・美深町
  4. 「台風26号」伊豆諸島・関東に最接近 「祈るしかない」台風被害残る千葉に再び大雨のおそれ、長雨の関東 午後からは天気回復も【Nスタ解説】
  5. 「2人に『ごめんね』しかない…」水戸ネイリスト女性殺害 被害者の夫が語った悲痛な胸中 元交際相手の男に拘禁刑20年の実刑判決
  6. ソフトボール日本代表、韓国に完勝で5連勝 後藤希友が6回ノーヒットノーランの圧巻投球 中溝優生にソロ本塁打【アジア大会】
  7. 「クジラがいる」千葉・匝瑳市の浅瀬で潮を吹く姿 住民がクジラを見守る 千葉県は「生きているため対応するような状況ではない」匝瑳市では今月だけで2頭目
  8. 子ども食堂【 やす子 】「やすまったり」10/1から「ボードゲームやトランプ、UNO」〝空いた時間に宿題も可〟
  9. 世界女王・石井亜海が金メダル!女子68kg級で初V、地元開催でアジアの頂点に【アジア大会】
  10. 「自分の年収が物価上昇に追いついていない」7割超えが実感「何らかの節約している」は8割超え 各家庭の工夫は?“台所事情”を調査
  11. 2026年のトレンド鍋は“背徳鍋”!健康志向はなんのその!たまにはギルティに浸りたい!にんにくマシマシ&お肉たっぷりな鍋に舌鼓
  12. 「何も言えない職場」はなぜ生まれるのか ハラスメント対策と管理職指導の難しさ