金魚の如く美しい花を咲かせる植物、それがキンギョソウです。
これらキンギョソウには興味深い花言葉もいくつかあります。
そこで今回はそれらキンギョソウについて解説します。
特にここではキンギョソウが持つ特徴だけでなく花言葉もまとまるので、ぜひ参考にしてみてください。
キンギョソウとは?
まずはキンギョソウがどのような植物なのかを見てみましょう。
キンギョソウの特徴
キンギョソウはオオバコ科キンギョソウ属の植物です。
もともとはゴマノハグサ科に分類されている植物でした。
それが研究の進歩によって他の科に分類されたそうです。
その名の通り、キンギョソウは金魚のような花を穂状に咲かせるのが特徴となっています。
ただ、見た目に反して丈夫で強健な性質を持つのも特徴です。
事実、こぼれ種から殖えていくほど生命力や繁殖力も高いそうです。
なお、暑さに弱く寒さに強い植物としても知られています。
キンギョソウの開花時期
キンギョソウの開花時期は4月~7月頃とされています。
花持ち期間は7日間ほどで意外と長持ちします。
それらキンギョソウの花色は白をはじめ赤や桃、橙や黄など様々なものを持つのが特徴です。
中には複数の色が混ざり合った品種もあるそうです。
これらキンギョソウの咲き方は一重咲きが基本ですが、八重咲きやペンステモン咲きの品種もあります。
それら多種多様な金魚のように鮮やかな花を咲かせる植物と言えるでしょう。
キンギョソウの原産
キンギョソウの原産は地中海沿岸とされています。
特に南ヨーロッパと北アフリカに自生しているとか。
日本でも育つのですが、現地の品種はより活き活きとしていることで知られています。
キンギョソウという名前
ここからはキンギョソウという名前について見ていきましょう。
ここではその由来や語源について詳しくまとめます。
キンギョソウの名前の由来
キンギョソウという名前はその見た目から来ています。
実際にキンギョソウは花びらが泳いでいる金魚のように見えます。
そこからキンギョソウという名前が付けられたのだとか。
もちろん、人によってはもっと違うものに見えることもあるかもしれません。
ただし、キンギョソウという名前は何とも日本らしくて良い名前ではないでしょうか。
外国では違うものを指す言葉
キンギョソウは外国だと違うものを指す言葉で呼ばれます。
まず中国に関してですが、現地では日本と同じく金魚という意味を持つ言葉で呼ばれているそうです。
それに関しては日本と感性が近いのかもしれません。
その一方、英語圏では違った呼称で呼ばれています。
その呼び名は竜の口を意味するスナップドラゴンとなります。
これもキンギョソウの花姿から来た呼び名となっているそうです。
さらにギリシャ語圏では鼻を意味する名称で呼ばれているとか。
こちらもキンギョソウの見た目から来ていると考えられます。
キンギョソウの花言葉
最後にキンギョソウの花言葉についても見ておきましょう。
キンギョソウの花言葉には「おしゃべり」や「おせっかい」「でしゃばり」の他「推測ではやはりNO」などがあります。
おしゃべり
キンギョソウには「おしゃべり」という花言葉があります。
これはキンギョソウの花姿から来ているそうです。
事実、キンギョソウは口を開けて話しているように見えます。
そこからこのような花言葉が付けられたと考えられています。
おせっかい
キンギョソウには「おせっかい」という花言葉もあるとか。
こちらも「おしゃべり」と同じ理由から来ているそうです。
事実、キンギョソウの花姿はペラペラ話しているように見えます。
でしゃばり
キンギョソウには「でしゃばり」という花言葉もあります。
こちらも「おしゃべり」と同じ理由で付けられているようです。
たくさんの人に話しているような花姿から来たと言えるでしょう。
推測ではやはりNO
キンギョソウには「推測ではやはりNO」という不思議な花言葉もあります。
これはキンギョソウが持つ花姿から来ているのが特徴です。
実際にキンギョソウは味方によっては仮面のように見えます。
そこからこのような花言葉が付けられたと考えられています。
まとめ
キンギョソウは不思議な花を咲かせる植物となっています。
名前の如く、その花は金魚のように見えます。
それがキンギョソウの名前の由来になっているのです。
ただし、海外では竜の口を意味する言葉や鼻を意味する言葉で呼ばれています。
ただし、花言葉自体はあまり良いものがないので、人にプレゼントする際には注意しましょう。