いわゆる朝型と夜型といわれる睡眠タイプ。
専門的な言葉を使うと「クロノタイプ」と呼ばれるのですが、この「クロノタイプ」はセルフチェックをすることができます。
ここでは、「クロノタイプ」のセルフチェックを行うための診断方法や、夜型の人が朝型の生活リズムを取りやすくする方法についてFutonto株式会社のリリース情報から見ていきましょう。
あなたの睡眠タイプは「朝型」か「夜型」か
いわゆる「朝型」と「夜型」と呼ばれる睡眠タイプがあります。
これを「クロノタイプ」というのですが、セルフチェックで知る方法があります。
「朝型」が「夜型」で変わる要素
何かと朝型を強いられる社会生活において、朝型で能力を発揮できる人もいれば、朝はどうしても活動しづらいという人もいます。
また、朝型の人が夜勤を担うのは、夜型の人よりも相当な努力が必要になります。
国際的な学術雑誌「Nature Communications」によると、朝型か夜型かは遺伝子で決まるとのこと。
「クロノタイプ」を知ろう
朝型か夜型かの区分は専門的には「クロノタイプ」と言います。
国立精神・神経医療研究センターが公開している「MEQ-SA」というセルフチェックでは、自分がどのタイプなのかを超朝型・朝型・中間型・夜型・超夜型の5タイプから知ることができます。
セルフチェックするのも、19個の質問に答えるだけです。
▼クロノタイプ診断はこちら
https://www.sleepmed.jp/q/meq/meq_form.php
「夜型」の人が朝から活動しやすくするために
クロノタイプ診断を行った結果、「夜型」と出た人もいるでしょう。
生まれ持った素質を変えることは難しいですが、光をコントロールしたり、効果的に入浴するなど、より快適な毎日を送れるよう対処することができます。
光のコントロール
夜型の人も、朝早く起きて太陽の光を十分に浴びることで体内時計をリセットし、覚醒度を高めることができます。
また、夜にブルーライトを避けることも睡眠の質の向上につながり、朝、快適に起きることができます。
寝る前はスマートフォンやパソコンなどのデバイスを避け、リラックスできるような間接照明のもとで過ごす時間を作りたいですね。
睡眠スケジュールの調整
夜型の人は、自然と夜更かしをしてしまうので寝室に入る時間が遅くなる傾向があります。
そんな夜型の人は、眠気を感じるのを待たずに、眠気を促すルーティンを作るのがおすすめです。
例えば、眠りたい時間の1時間半から2時間前に入浴して身体の内部の体温を上げておくことで、その深部体温が下がり始めるときに眠くなる身体の仕組みを利用します。
また、体内時計を正常に保つために、毎日、同じ時間に寝て同じ時間に起きるように心がけることが大切です。
朝の大切なルーティーンは
朝の覚醒度が低い夜型の人は、朝起きたらまずカーテンを全開にして太陽の光を全身に浴びたり、冷たい水で顔を洗ったり、朝食を食べて内臓を動かすことで、身体が活動するためのスイッチが入りやすくなります。
軽いストレッチをするなどして、身体をウオーミングアップするのもおすすめです。
まとめ
朝型か夜型かといった睡眠タイプのことを「クロノタイプ」といいます。
現代生活では「朝型」の生活リズムのほうが定着していますので、「夜型」や「超夜型」の人にとっては生活の中で苦労する点もあるかもしれません。
クロノタイプは生まれ持った性質なので変えることこそ難しいですが、自身が浴びる光をコントロールしたりお風呂に入る時間を調整することでより快適な生活にはできることもあるようです。