![山本由伸“快投デビュー” 記者も思わず「球種は10種類?」切れ味鋭い変化球で打者6人から3つの空振りK、ド軍はOP戦初黒星](/assets/out/images/jnn/1025028.jpg)
■MLBオープン戦 レンジャーズ-ドジャース(日本時間29日、米国アリゾナ州サプライズスタジアム)
ドジャースの山本由伸(25)がメジャーオープン戦に初登板。昨季のワールドシリーズ王者のレンジャーズに対し、2回19球を投げ、被安打1、奪三振3、四死球0、失点0と“快投デビュー”を飾った。
デビュー戦のマウンドを終えた山本は「少しほっとしている。イニング増えていってどうかというところで、とりあえず今日の登板は良かった」と安堵の表情を浮かべた。
この日は打者6人に対し全てストライク先行と安定したピッチング。投げた球種を尋ねられると「ストレート、カットボール、カーブ、スプリットですかね」と答えると、記者から「(球種は)10種類まだありますよね?」と問われ、「アハハ」と笑顔を見せた。
前日にドジャース“初アーチ”を放った大谷翔平(29)もベンチで観戦する中、初回から昨季29本塁打のM.セミエン(33)を空振り三振で仕留めるなど、上々の立ち上がり。2回は4番・N.ロー(28)をスプリットで空振り三振、最後の6番・L.タベラス(25)も変化球で空振り三振を奪うなど、切れ味鋭い変化球でバットが空を切った。
試合はドジャースが5回にA.ページス(23)の2ランで先制。2-2の同点で迎えた7回に犠牲フライで勝ち越したが、直後の7回裏に同点打、2点タイムリーとワイルドピッチで3-6とひっくり返された。8回にR.ウォード(26)のタイムリーで1点を返すも逆転負け。オープン戦初黒星を喫した。
【山本由伸 投球内容】
■1回
1番・M.セミエン(33)空振り三振
2番・E.カーター(21)センター前ヒット
3番・W.ラングフォード(22)サードゴロ併殺打
■2回
4番・N.ロー(28)空振り三振
5番・J.ハイム(28)レフトフライ
6番・L.タベラス(25)空振り三振