![ド軍指揮官 山本初登板に「効率も良かった」、見守る大谷の姿に「なんていいチームメイトなんでしょう」と感心](/assets/out/images/jnn/1025393.jpg)
■MLBオープン戦 レンジャーズ - ドジャース(日本時間29日、米国アリゾナ州サプライズスタジアム)
ドジャースの山本由伸(25)がオープン戦初登板で“快投デビュー”。昨季のワールドシリーズ王者のレンジャーズに対し、2回19球を投げ、打者6人に対し、被安打1の無失点。奪三振3、四死球0と堂々のピッチングをみせた。
試合後、D.ロバーツ監督(51)は「望んでいたものに対して、これ以上の結果はないと思います」と山本の投球を絶賛。さらに「彼は全ての球種をミックスして投げ、ストライクゾーンも広く使い、多くの空振りを奪い、効率も良かった」と投球内容を称えた。
山本は登板後に「ホッとした」と話していたことに「契約してから、実際に違う相手との初戦はいつになるのだろうと気にしていたのでしょう。もちろん期待もありますし、彼も我々みんなと同じ人間です。彼はその中で投げ、全てを整理し、プレーしました。とても素晴らしいと思います」と語った。
前日は大谷翔平(29)がデビュー戦で“移籍1号”を放ち、「昨日はショウヘイの初戦でしたが、ヨシノブは今日デビュー戦に出て、我々にとってとてもエキサイティングな時間になっています」と2人の“鮮烈デビュー”に心躍らせた。
その大谷がベンチで応援していたことに「なんていいチームメイトなんでしょう。彼が来て、チームメイトをサポートしたがっていたのです。ヨシノブはここに来て、同じ国の選手やチームメイト、もちろんこのドジャースファンのサポートがあることは、とても特別なことです。本当に素晴らしかったです」と指揮官として2人の関係性を評価した。