■MLBオープン戦 ドジャース ー ガーディアンズ(日本時間2日、米アリゾナ州グレンデール)
ドジャース・大谷翔平(29)がガーディアンズとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席は四球で代走を送られ、この日は1打数1安打2四球で“移籍2号”はお預けとなった。
29日に結婚を電撃発表後、初めての試合となった大谷はこの日、3試合ぶりのスタメン出場。第1打席は四球、第2打席では2戦連続安打&打点となる先制タイムリーを放った。
前回はホワイトソックス戦で移籍後初となるオープン戦に出場。第3打席でレフトスタンドへ“移籍1号”を放ち、鮮烈な対外試合デビューを飾った。
この日の第1打席は1死無走者で打席に立ち、ガーディアンズ先発でメジャー通算107勝右腕のC.カラスコ(36)と対戦。バッターボックスに入ると大きな拍手が響き渡り、スイングする度にスタジアムは大興奮。この打席はフルカウントから外角のボール球を見極めて四球を選んだ。牽制球で頭から一塁へ戻る場面もみせた大谷は、2死で4番・E.ヘルナンデス(32)がサードへ鋭い打球を放つと、大谷は二塁へ激走も3アウト。二塁手のジメネスと衝突気味になったが、相手の背中をポンポンと叩き、笑顔でベンチに戻った。
両チーム無得点で迎えた3回の第2打席は、1死二塁の場面、ガーディアンズ3番手で昨季巨人に所属していたT.ビーディ(30)と対戦。フルカウントからライト方向へ鋭い打球を放ち、二塁手も間に合わず後ろに弾くと、二塁走者のC.オーイングスが先制のホームを踏んだ。