![サーフィン・パリ五輪代表内定の松田詩野、稲葉玲王が帰国 「日本のサーフィン界のために」](/assets/out/images/jnn/1035998.jpg)
サ―フィンの日本代表がプエルトリコで行われていた「ワールドサーフィンゲームズ」から5日、帰国した。パリ五輪代表を内定させた松田詩野(21)は「日本のサーフィン界のためにも自分がパリで頑張る」と意気込んだ。
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今大会、女子(チーム)は優勝を目標にしていたが9位という結果に終わり、パリ五輪の出場枠を増やすことができず、今大会で五輪内定となった松田のみの出場に決まった。男子(チーム)は20位となり日本は団体11位とした。
東京五輪落選という苦い経験を持つ松田は、今回一緒だった女子2人が出場権獲得を逃したことについて「(東京五輪出場の)オリンピアンという重圧の中で戦ってきた2人は高めあえる存在で一緒に出たったが、2人の分まで日本のサーフィン界のためにも自分がパリで頑張る」と意気込み、今はゆっくり休んで次の旅の準備をすると話した。
同じく初めてのパリ五輪出場を決めた稲葉玲王(26)は「今回の大会で世界と戦う機会を得てプラスになった。パリに向けてこれからは現地タヒチに行けるだけ行き、波の感覚をつかむ」とすでにパリに向けて準備にとりかかるとしたうえで、目標は金メダルと断言した。また空港には地元・一宮の人たちが稲葉のために横断幕を持ってかけつけ、五輪内定を祝った。