![【伊東四朗】 86歳で初の新橋演舞場公演 ”途中でセリフ忘れたりするのが怖い” 熱海五郎一座ゲスト出演](/assets/out/images/jnn/1036268.jpg)
俳優の三宅裕司さん、渡辺正行さん、ラサール石井さん、小倉久寛さん、春風亭昇太さん 、東 貴博さん、深沢邦之さん、伊東四朗さん、松下由樹さんが、熱海五郎一座 『スマイル フォーエバー 〜ちょいワル淑女と愛の魔法〜』製作発表記者会見に登壇しました。
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今回、新橋演舞場シリーズ第10回記念公演となった熱海五郎一座は、練り込まれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる”表現としての笑い”を追求。更に、音楽、ダンス、アクションをふんだんにちりばめた東京の喜劇、軽演劇をベースとした総合エンターテインメントになっています。
熱海五郎一座の起源について、三宅さんは”最初は、伊東四朗さんと一緒に舞台をやりたいというメンバーが集まりまして、伊東四朗一座という形にした。その後、伊東さんのスケジュールの関係で出演できない時にも続けたいということで、「伊東」ではなく「熱海」、「四朗」ではなく「五郎」となった。”と説明。
また、三宅さんは”伊東さんが今回出演するわけですから、「伊東四朗一座」で良いわけなんですけど、そこは「熱海五郎一座」がここまでやってきて、メンバー全員が伊東さんに恩返しをしようということで、ゲストとして伊東さんをお迎えしました。ご高齢ですから、うちらがフォローしていこうと思ったんですけど、うちらもみんな70近いんですよね。”と苦笑い。
続けて、”どうするんだよと考えて。全員が動かないで、モノを動かそうかなとか色々考えております。"と笑顔で明かしました。
伊東さんは、出演オファーを受けた際の心境について”信じられなかったですね。最近の私のジジイぶりを見たら、声かけるのは勇気がいると思うんですけど、その性格を題材にして、芝居に生かそうということでしたので。じゃあ俺にでも出来るかなと思って、参加することに喜んで賛成しました”と明かしました。
そして”さっきからここに座っていて、一瞬、「何で俺はここにいるんだろう?」と思うような、ただのジジイになって参りました。皆さん、この危なさを覚えておいてください。どこかで本当に危なくなるかもしれません”と自虐。
”新橋演舞場に立つのは初めてです。でも初めて見に行ったのが小学校にもあがらない、4歳の時、昭和16年のことです。猿之助さんと、15代目羽左衛門さんの勧進帳を見ているんだ、俺は。こういうことはちゃんと覚えているのに、さっきのことは忘れる”と話し、会場を笑わせました。
伊東さんは”そんなわけで今回の熱海五郎一座、本当にうれしい限りです。途中でセリフを忘れたりするのが1番怖いです。”と意気込みました。
【担当:芸能情報ステーション】