![バドミントン山口茜 パリ五輪会場で世界1位アンに敗れ準V 怪我から復帰で昨年9月以来の表彰台【フランスOP】](/assets/out/images/jnn/1046261.jpg)
■バドミントン・フランスオープン 各種目決勝(日本時間11日、パリ)
パリ五輪の会場で開催されていたフランスオープンの女子シングルス決勝で世界ランク4位の山口茜(26、再春館製薬所)は同1位、韓国のアン・セヨン(22)に1(21-18、13-21、10-21)2で敗れ準優勝に終わった。
第1ゲーム、山口は相手の精度のいい配球に苦しみ、5-9とリードを許す展開となる。しかし徐々に山口の攻撃的なラリーで追い上げ12-12と追いつく。攻めながらのラリーでプレッシャーをかけながら押し切り21-18で先制する。
2ゲーム目は、出だしからラリーが続き、少しずつ山口のミスが目立ちはじめる。中盤相手に6連続得点を許し8-14とリードされる。ここからラリー戦に徹した山口は13-14と1点差まで追い上げたがアンに振り切られ、13-21でゲームカウント1-1に。
最終第3ゲームは、スタートからスピードを上げてラリーをしてくる相手についていこうとした山口だが、スピードと球の精度についていけず8-15と大量リードを許し10-21で敗れた。それでも昨年9月に優勝した香港オープン以来の表彰台に笑顔。山口は昨年9月の杭州アジア大会で右足を負傷、今年1月のマレーシアOPで復帰した。
また女子ダブルスで決勝に進出した世界ランク6位の 志田千陽(26)と松山奈未(25、共に再春館製薬所所属)はフルゲームの末、敗れた。
※写真は左から山口選手、アン選手