![山本由伸 開幕2戦目の先発へ「新たなスタートラインとして」ダルビッシュとの投げ合いは実現せず「いつか投げ合う時も来る」](/assets/out/images/jnn/1048162.jpg)
■MLBキャンプ(日本時間12日、アリゾナ州グレンデール)
ドジャース山本由伸(25)は12日(日本時間)、オープン戦最終登板(14日マリナーズ戦)に向けてプルペンで26球を投げ込んだ。前回のホワイトソックス戦では3回5失点、「セットポジションが感覚的にはあまりよくなかった」と話していた山本。プルペンではそのセットポジションからの投球もしっかりチェックしていた。
そして、開幕カードの韓国シリーズ先発が発表され、山本は第2戦の先発と決まった。「すごく嬉しく思いますし、まあまだまだ選手としてもこれからなので、まあ新たなスタートラインとして良いスタートがきれるように頑張りたいです」と気合を込めて語った。
対戦するパドレスについては「やっぱりすごく実績のある選手もいますし、有名な選手がいますが、とにかく能力の優れた選手が打線にいるので、しっかり1人1人としっかり勝負が出来るように、まあとにかく自分のコンディションを大切にやって行きたい」と話し、開幕戦がダルビッシュと発表され、投げ合いはなくなったが「まあそこはあまり考えていませんでしたが、凄くダルビッシュさんの事は尊敬しているので、またいつか投げ合う時も恐らく来ると思いますので、しっかり練習を頑張ります」と同リーグのライバルとの投げ合いを楽しみにしていた。
開幕戦にT.グラスノー(30)、第2戦に山本を指名したD.ロバーツ監督(51)は「2人ともトップレベルの選手だと感じている。でもヨシノブのスケジュールを見ると2戦目の可能性が高いと思う。韓国での開幕にワクワクしている。タイラー対ダルビッシュの第1戦、アジアでの試合、そしてヨシノブのドジャースデビューもエキサイティングなものになるだろう」と興奮していた。
「2、3日前にタイラー(グラスノー)には話したんだけど、実はヨシノブには伝えていなかった。(笑い)彼は他のみんなが(2戦目の先発と)知っていることを知っていた」と直接、話していなかったことを明かした。