関西国際空港に到着した国際線の乗客の「はしか」への感染が相次いで報告されるなど、国内でのはしかの感染者が今年に入ってから11人になったことがわかりました。
【動画】今年のはしかの感染者11人 UAEからの飛行機の乗客で感染相次ぐ 厚労省が注意呼びかけ
はしかの感染は、先月24日にアラブ首長国連邦から関西国際空港に到着した便の乗客に相次いで確認されていて、厚生労働省によりますと、きのうまでに8人の乗客の感染が確認されているということです。
東京都によりますと、このうちの1人の大阪市内に住む20代の女性は、今月7日の午後1時台の新幹線で新大阪駅から品川駅へ移動し、その日の夜に中央区銀座の飲食店を訪れていました。その後、発熱や発疹の症状が出て、8日に感染が確認されたということです。
厚労省によりますと、この飛行機の乗客8人を含めて、今年に入ってからの国内の感染者はあわせて11人になったということです。