歌舞伎俳優の片岡愛之助さん、中村勘九郎さん、俳優の佐藤浩市さん、池松壮亮さんらが、令和５年度(第74回)芸術選奨贈呈式に登壇しました。
【写真を見る】【佐藤浩市】受賞スピーチ前に池松壮亮に念押しされる「（冗談は）浩市さんダメですよ」
愛之助さん（演劇部門）や佐藤さん（映画部門）、同じく俳優の山西惇さん（演劇部門）や歌手の藤井フミヤさん（大衆芸能部門）らは文部科学大臣賞を受賞。勘九郎さん（演劇部門）、池松さん（映画部門）、漫談家のねづっちさん（大衆芸能部門）らは文部科学大臣新人賞を受賞しています。
同賞は、芸術各分野において、毎年、優れた業績を挙げた人物や、その業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた人物を選奨し、芸術活動の奨励と振興に資するためのものです。
厳かな雰囲気の中、文部科学大臣賞受賞者の代表として挨拶した佐藤浩市さんは、“この空気感で、隣（の席）の池松壮亮くんに「これ冗談とか言わないほうがいいかな？」って聞いたら「浩市さんダメですよ！絶対ダメです！」と念押しされました”と、粛々とスピーチをスタート。“私も45年近くこの世界でやってこられて、継続できたのは出会いに恵まれたから”と感謝を語ると、“60代半ばですけれど、そういう出会いの中でこれからも自分にとって新しいページをめくることができれば嬉しい”と、今後の活動にも意欲を見せました。
【担当：芸能情報ステーション】
