![バレー男子日本代表に石川祐希、髙橋藍、西田有志ら32人選出 キューバ出身で日本国籍取得のアライン初代表【一覧】](/assets/out/images/jnn/1061914.jpg)
日本バレーボール協会は19日、2024年度の男子日本代表登録メンバー32人を発表した。イタリア・セリアAで活躍する石川祐希(28)、髙橋藍(22)や西田有志(24)らが順当に選出された。キューバ出身で、2月に日本国籍を取得したデ・アルマス アライン(23)が初の日の丸を背負う。
【写真を見る】バレー男子日本代表に石川祐希、髙橋藍、西田有志ら32人選出 キューバ出身で日本国籍取得のアライン初代表【一覧】
今回初めて代表に名を連ねたアラインは2017年4月、キューバからの留学生として宮崎県都城東高校に入学。高校卒業後は、Vリーグのサントリーサンバーズでプレーし、2024年2月1日付で日本国籍を取得した。アラインの大きな武器は力強いスパイクとサーブ。昨年の世界クラブ選手権でも活躍し、日本チームとして初の表彰台に上がる原動力となった。アラインは「五輪で日本人として活躍したいから日本国籍を取得した。世界と戦う自信はある」と日本への想いと共に、代表での活躍を誓った。
※日本バレーボール協会は4月9日付でデ・アルマス アラインが国際連盟の登録資格を満たさなかったとし、日本代表登録メンバーから外れることを発表した。
パリ五輪出場を決めている男子日本代表は4月10日から合宿をスタートさせ、五輪前哨戦となるネーションズリーグ(5月〜)を戦ったのち、本番に挑む。
【フィリップ・ブラン監督コメント】
「2023年は成績においてもプレーの質においても特別な1年だった。FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023でオリンピックの出場権を獲得するという目標を達成できた。『パリ2024オリンピックという場で我々のパフォーマンスを世界に魅せる』という夢、そのための扉は大きく開かれた。この夢はまだまだ終わらせない。
オリンピックでのメダル獲得は、個人としても日本代表としてもその歴史にもっとも美しい1ページを刻むこととなる。この冒険を成功させよう。自分たちの力を信じよう。運命は我々の手の中にある。やるべきことは分かっている。我々は独りではない。一つの素晴らしいチームだ。日本バレーボールの歴史に新たな1 ページを刻もう」
【男子日本代表登録メンバー】
■セッター
深津旭弘(東京グレートベアーズ)
関田誠大(ジェイテクトSTINGS)
大宅真樹(サントリーサンバーズ)
前田一誠(JTサンダーズ広島)
永露元稀(ウルフドッグス名古屋)
山本龍(ディナモ・ブカレスト/ルーマニア)
■アウトサイドヒッター/オポジット
西田有志(パナソニックパンサーズ)
宮浦健人(パリ・バレー/フランス)
大塚達宣(パナソニックパンサーズ)
高梨健太(ウルフドッグス名古屋)
富田将馬(東レアローズ)
髙橋藍(日本体育大学4年)
石川祐希(アリアンツ・ミラノ/イタリア)
甲斐優斗(専修大2年)
西山大翔(パナソニックパンサーズ)
デ・アルマス アライン(サントリーサンバーズ)
高橋慶帆(法政大2年)
山崎彰都(ウルフドッグス名古屋)
新井雄大(JTサンダーズ広島)
仲本賢優(パナソニックパンサーズ)
■ミドルブロッカー
小野寺太志(サントリーサンバーズ)
山内晶大(パナソニックパンサーズ)
高橋健太郎(東レアローズ)
村山豪(ジェイテクトSTINGS)
エバデダン・ラリー(パナソニックパンサーズ)
麻野堅斗(早稲田大1年)
渡邊晃瑠(堺ブレイザーズ)
西本圭吾(東レアローズ)
■リベロ
小川智大(ウルフドッグス名古屋)
山本智大(パナソニックパンサーズ)
高橋和幸(ジェイテクトSTINGS)
藤中颯志(サントリーサンバーズ)
【ネーションズリーグ予選ラウンド】※日程は日本時間
■第1週 リオデジャネイロ(ブラジル)
5月22日(水)5時30分 vsアルゼンチン
5月24日(金)5時30分 vsセルビア
5月25日(土)2時00分 vsキューバ
5月26日(日)2時00分 vsイタリア
■第2週 福岡県北九州市
6月4日(火)19時20分 vsイラン
6月5日(水)19時20分 vsドイツ
6月7日(金)19時20分 vsポーランド
6月8日(土)19時20分 vsスロベニア
■第3週 マニラ(フィリピン)
6月18日(火)20時00分 vsカナダ
6月21日(金)20時00分 vsオランダ
6月22日(土)20時00分 vsフランス
6月23日(日)20時00分 vsアメリカ