愛子さま 日本赤十字社への入社など文書で回答 “結婚観”にも「両親のようにお互いを思いやれる関係性は素敵」

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-04-02 18:41

天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは就職などの人生の節目を迎え、今の思いを文書で寄せられました。その中には愛子さまの結婚観についても綴られています。

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きのう、新社会人となった愛子さま。

「社会人としての一歩を踏み出したのだと、身の引き締まる思いが致しました」

日本赤十字社に嘱託職員として入社され、「青少年・ボランティア課」に配属。きょう、日赤就職への思いを文書で寄せられました。

「皇室の役目の基本は『国民と苦楽を共にしながら務めを果たす』ことであり、それはすなわち『困難な道を歩まれている方々に心を寄せる』ことでもあると認識するに至りました。社会に直接的に貢献できる日赤の活動に魅力を感じ(中略)日赤でお勤めすることを希望いたしました」

先月、初めてお一人で伊勢神宮などを訪れた際、地元の子どもたちのもとに自ら歩み寄られた愛子さま。その後、移動を促されると、子どもたちへと向き直り、会釈をされていました。

愛子さまはこの訪問を振り返りながら、皇室としての今後の活動について、こう抱負を綴られました。

「行った先々で多くの方々に温かく迎えていただいたことに感激し、非常に印象深い訪問となったことを心から有り難く思いました。これからも周囲の方々の理解と助けを頂きながら、それぞれのお務めに誠心誠意取り組んでいきたいと考えております」

そして、文書には今の結婚観についても。

2年前の成年会見では「まだ先のことのように感じられ、今まで意識したことはございません」としていましたが、今の心境は…

「結婚への意識はその頃と変わっておりません。一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております。両親のようにお互いを思いやれる関係性は素敵だなと感じます」

これまで「心を動かされる出会い」があったか、という質問に対しては…

「これまでの出会い全てが心を豊かにしてくれたかけがえのない宝であり、深く感謝しております。(これからも)一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います」

また、皇族の数が減り、公務の担い手が少なくなっていることに関しては「承知しております」としたうえで、「私から発言することは控えさせていただければと思います」などと回答されました。

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