■パリオリンピック™ バレーボール男子予選リーグ グループC 日本 3ー1 アルゼンチン(31日、パリ南アリーナ )
ミュンヘン大会以来52年ぶりとなるオリンピックの金メダル獲得を目指す日本(グループC3位、世界ランク5位)は、アルゼンチン(グループC4位、世界ランク8位)にセットカウント3ー1で勝利し今大会初白星を挙げた。第1セットで5本のサービスエースを決めるなど両チーム最多となる21得点を挙げた西田有志(24)は試合後、「1勝が本当に遠く感じた」と振り返った。
負ければ準々決勝進出が厳しくなる一戦を制し、予選リーグの通算成績を1勝1敗とした日本。逆に勝ち点3を得たことでドイツを上回り、グループ2位に浮上した。準々決勝には各グループ上位2チームと3位チームの中から上位2チーム、計8チームが進むことができる。8月3日にアメリカと予選リーグ最終戦を戦う。
【試合後の西田選手一問一答】
Q.試合を振り返って
西田:この1勝が本当に遠く感じていたんで。3試合しかない中の1勝をとるっていうのが、どれだけ難しいことかっていうのは自分たちが初戦で身にしみて感じてた部分で、今日の試合だったので本当に難しい試合でしたし、でも逆にこの逆境をいつも戦ってきたのが自分たちだったんで、まずこの試合で、まず3ポイント取れてよかったかなと思います。
Q.第1セットにサービスエース5本。
西田:本当に練習の通りにしかならないと思ってたんで、ひたすらずっとそれを意識してやってましたし、スパイクの面でももっと関田選手をカバーできる部分もたくさんあったと思うので、それはアメリカ戦に向けてより精度を高めていきたいなと思います。
Q.サーブのときの場内の西田コールは聞こえた?
西田:いやもう僕のホームなんで。もうありがたいことです、はい。
Q.これでグループ2位。アメリカ戦の意気込み
西田:本当にどういうふうな展開になるかもわからないですしアメリカもすごく力のあるチームなので、そこをしっかり勝っていくってことが自分たちの先に繋がる部分だと思うので、そこだけをフォーカスして、先を見ずに、まず自分たちが地に足ついた状態でしっかり戦っていきたいなと思います。
【グループC】※2試合終了時
1位 アメリカ
2位 日本
3位 ドイツ
4位 アルゼンチン