![秘訣は「尻に敷かれること…笑」“りくりゅう”初の公式ブック発売【フィギュアスケート】](/assets/out/images/jnn/1071434.jpg)
先月のフィギュアスケート世界選手権で銀メダルを獲得した「りくりゅうペア」こと、三浦璃来(22)、木原龍一(31)組が9日、都内で初のオフィシャルブック『RikuRyu ! 三浦璃来&木原龍一フォトブック』(4月18日発売)を記念したイベントに出席。
世界選手権の練習中に三浦が左肩を負傷したため先週末のスターズオンアイスの出演をキャンセル。帰国後初めてファンの前で元気な姿を見せた。
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2人にとっては初のオフィシャルブック発売。およそ1年間にわたって撮影された競技会やアイスショー、素顔が垣間見えるオフショットなど数々の写真とともに、ペア誕生秘話から今日まで二人三脚で歩んできた軌跡が記されている。
まずは三浦が「自分で自分たちの本を見るのは恥ずかしいですけど、すごくたくさん素敵な写真があるので見ていただけたら嬉しいです」と挨拶。続けて木原は「売れなかったら自分たちで買ってお世話になった方にお配りしようっていうふうに話していたので、本日こんなにたくさんの方に集まっていただき本当に感謝しています」と喜びを語った。
トークショーではファンからの質問で理想の男性像について問われた木原が「ペアのスケーターは常にパートナーの女性を優しく包み込むような男性(でいること)。そして…尻に敷かれる…それが上手くいく秘訣だと思います。年々立場が逆転してきています」と遠慮がちに話すと会場は爆笑。終始「りくりゅう」らしい、和やかで笑いの絶えないイベントとなった。
23‐24シーズンは10月に木原の「腰椎分離症」と診断され、前半の国際大会・国内大会の欠場を余儀なくされるなど我慢の日々が続いたが、治療とリハビリを経て1月の四大陸選手権で復帰を果たし、先月の世界選手権で銀メダルを獲得した。
しばらくは日本で休養し、来月には拠点のカナダに戻る二人。「来シーズンはシーズン初戦から、2人とも健康な状態でシーズン完走して、今年失ってしまったものを必ず2人で取り戻せるように、また進化した姿をお見せできるように練習に励んでいきたいと思います」と誓った。
二人は今月下旬に開催される「Bloom On Ice」(4月20・21日、木下アカデミー京都アイスアリーナ)に出演。ケガのため演技は控えるが、様々な形でファンとの交流の場を楽しむという。