![2028年度以降に日本人宇宙飛行士2人を月面へ 日米間での合意を受け 大西卓哉宇宙飛行士や宇宙飛行士候補・米田あゆさんらがコメント](/assets/out/images/jnn/1107892.jpg)
アメリカが主導する有人の月面探査「アルテミス計画」で日米両政府が2028年以降に日本人の宇宙飛行士2人を月面に着陸させることなどで合意したことを受け、JAXA=宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士らがメッセージを公表しました。
2025年ごろに、自身2度目となる国際宇宙ステーションの長期滞在に臨むことが決まっている大西卓哉宇宙飛行士は、アポロ計画の人類初の月面着陸を体験していない世代だとした上で、「日本もお家芸ともいえる自動車産業をはじめとした産業界と官が一緒になってこのアルテミス計画に大きな貢献をしようとしていることを大変誇りに思います。私もアポロを知らない世代の一人として、月面で活動する日本人宇宙飛行士に選ばれるよう、飛行士としてのスキルを磨いていきます!」とメッセージを寄せました。
また、現在、宇宙飛行士候補として宇宙飛行士を目指している米田あゆさんは「人類の新たなフロンティアへの挑戦がはじまっています。未来へ胸躍らせつつ、貢献できるよう一歩一歩前進し、訓練に励んでまいります」とコメント。
同じく宇宙飛行士候補の諏訪理さんは「日本にとって宇宙開発が確実に新しいフェーズに入ってきていることを感じます。我々は何を成し遂げ、そして次の世代に何をつないでいくのか。みなさんと一緒に考えながらその努力に微力ではありますが貢献できるよう頑張ろうという気持ちを新たにしました」とコメントしました。