外から玄関を開けると、愛猫が玄関にちょこんと座って待ってくれていた…こんな経験はありませんか?飼い主としてはとても嬉しいものですが、実は猫が玄関にいるのには他の理由もあるようです。この記事では、猫がずっと玄関にいる5つの理由をご紹介します。愛猫のキモチを理解するためにぜひ最後までご覧ください。
1.飼い主さんの帰りを待っている
猫が玄関に居座る一番の理由は、やはり飼い主さんの帰りを待っているからでしょう。大好きな飼い主さんを一番に出迎え、ごはんをもらったり、撫でてもらいたいと思っているのです。
とはいえ、1日中玄関で待機しているわけではありません。猫には非常に正確な体内時計が備わっており、飼い主さんの毎日の帰宅時間を記憶して、玄関に移動していると考えられます。
また優れた聴力を利用して、飼い主さんの車の音を聞き分けて、玄関で出迎えている可能性もあります。
いずれにしても、飼い主さんの帰りを心待ちにしている証拠ですので、愛猫が玄関で出迎えてくれたら、たくさん可愛がってあげましょう。
2.外の様子をうかがっている
外の様子をうかがうために、ずっと玄関にいる可能性もあります。
猫は好奇心が強いため、外の世界を知りたいと思っています。玄関は、鳥の声や植物のにおいなどを身近に感じられるため、猫にとっては絶好の観察スポットなのです。直接外は見えなくても、音やにおいを感じ、外の世界を想像しているのかもしれませんね。
もし愛猫が玄関で耳を澄まして外の様子をうかがっていたら、気が済むまで静かに見守ってあげましょう。
3.居心地がいい
猫がずっと玄関にいるのは、居心地が良いからかもしれません。
猫はちょうどいい温度の場所を見つけるのが得意です。冷房や暖房が効きすぎた部屋から逃げ出し、玄関で温度調節をしているのかもしれません。
もし猫が玄関で寝そべっていたら、無理に部屋に連れ帰らずに、静かに見守ってあげましょう。
4.ふてくされている
猫はストレスや不満、不安などをさまざまな方法で表現します。
玄関に居座るのもそのひとつで、飼い主さんにかまってもらえなかったり、イタズラを叱られたりと、自分の思い通りにならないことに不満を感じ、ふてくされて玄関に居座っている可能性があります。
もし愛猫がふてくされた表情で玄関に居座っていたら、機嫌が悪い原因を探してみてください。おやつをあげたり遊んであげたりすることで、少し機嫌が直るかもしれません。
5.体調が悪い
普段は部屋の中にいるのに、急に玄関に居座るようになった場合は、体調が悪いサインかもしれません。
猫は病気やケガを隠そうとする習性があり、外見だけでは体調不良を判断するのがむずかしい場合があります。静かな玄関でじっとしているということは、身体のどこかに異変を感じ、痛みをこらえている可能性があります。
もし愛猫が玄関でじっとしていたり、その他の異変が見られる場合は、早めに獣医師に相談するようにしてください。
まとめ
猫が玄関に居座る一番の理由は、飼い主さんに早く会いたいからです。飼い主さんが愛猫に早く会いたいように、猫も飼い主さんに早く会いたいと思っています。帰宅したら、長い時間待ってくれていた愛猫に感謝を伝え、たくさん可愛がってあげてくださいね。
一方で、ふてくされていたり、体調が悪い場合も考えられるので、愛猫の身体や普段の行動に異変がないかをチェックして、必要に応じて動物病院を受診するようにしましょう。
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