■MLB ドジャース 7-3 レッズ(日本時間18日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
本拠地レッズ戦に「2番・DH」で先発出場したドジャース・大谷翔平(29)が、この日はメジャートップに並ぶ13号2ランを放つなど、4打数1安打2打点。打率は.360から.358に下がるも依然としてメジャートップをキープした。
チームは3-3の7回に勝ち越し、そのまま逃げ切った。ナ・リーグ西地区首位をキープするドジャースは連敗を2で止め、MLB全体ではフィリーズ、ヤンキースに続く30勝(17敗)に到達した。
この日はロサンゼルス市が5月17日を「大谷翔平の日」に制定したと発表。大谷はD.ロバーツ監督(51)らとともにロサンゼルス市庁舎を訪問し、市議会で記念の制定書を贈呈され「ショウヘイ・オオタニ・デー」と宣言された。自身の記念日が制定されたメモリアルデーに自ら“御礼アーチ”を放った。
1回はレッズ先発のF.モンタス(31)を相手に、M.ベッツ(31)が先頭打者本塁打を放ちドジャースが先制。大谷の第1打席はカウント2-2から6球目ストレートを捉え、強烈な打球も一ゴロに倒れた。
3回は大谷が過去に投手別としては最多の4発放っているモンタスから、逆方向のレフトスタンドへ13号2ランを放ち3-0。
ベッツと大谷の“アベック弾”でリードしたドジャースだが、4回に先発のJ.パクストン(35)の暴投とベッツの悪送球が絡み1点を返される。さらにパクストンは5回と6回にソロ本塁打を被弾し3-3と試合は振り出しに。
大谷の4回の第3打席はフルカウントからスプリットに空振り三振。この打席はモンタスに軍配。
3-3の同点で迎えた7回、1死一塁の場面で第4打席を迎えると、4球目に詰まって一ゴロの併殺コースも遊撃手デラクルーズの悪送球により大谷は二塁へ。続くF.フリーマン(34)が申告敬遠となると、4番・W.スミス(29)がレフト前へタイムリーを放ち、大谷が俊足を活かして勝ち越しのホームイン。さらに相手投手の暴投で5点目を奪った。
8回は3月31日以来の復帰となったJ.ヘイワード(34)が1号2ランを放ち、終盤に貴重な追加点を挙げ7-3。ドジャースは3連敗を回避し、“大谷の日”の記念日に30勝に到達した。