猫は子供が苦手と言われていますが、それは本当なのでしょうか。仲良くすることはできないのでしょうか。猫が子供が苦手な理由や、仲良く過ごすためのコツをご紹介します。
「猫は子供がニガテ」は本当?
小さな子供は、猫が苦手とする行動を無意識にしてしまうことが多いため、『猫は子供が苦手』と言われています。
猫は予測できない動き、大きな音が苦手です。小さな子供は突然大きな声をあげたり、ドタバタと走って猫に近づいたりすることがあり、猫が驚いて逃げてしまうのです。
また、力加減ができずに猫を強い力でなでたり、毛やしっぽを掴んでしまうこともあるため、自然と猫が子供に近寄らなくなってしまうことがあります。
我が家の猫たちも親戚の子供たちが来るとすぐに逃げてしまいます。歩く前の赤ちゃんの頃は猫が近くまできてくれましたが、歩くようになったころから6歳ごろまでは猫たちが特に怖がっていました。
しかし、騒がないようにして、静かに猫に近づくと、猫たちも少し落ち着いてくれるようです。
ただし、猫の性格によっては、小さな子供に構われても我慢できたり、全然平気という猫もいます。警戒心が強い猫や怖がりな猫は、子供と距離をおこうとします。
猫も子供もハッピーになるためのコツ
では、子供な苦手な猫も、子供と一緒にハッピーに過ごせるようにするためには、どのようなコツが必要なのでしょうか。
1.子供に猫との接し方を教える
猫に子供について教えることはできないので、子供に対して、猫がどういう生き物なのかをきちんと教えてあげることが必要です。
猫にも感情があり、嫌なことをされると怒って攻撃することや、驚くことや怖いことがあること、寝ているときなど静かにしていてほしいときがあることなどを教えてあげましょう。
猫が子供を「安心できる存在」と思えるようになれば、両者の距離は自ずと縮まります。
2.子供と猫を遊ばせる
猫とおもちゃを使って遊ぶと「楽しい」を共有できて距離が縮まります。
大人がおもちゃを動かすよりも、子供がおもちゃを動かした方が、猫が楽しく遊んでくれるということもあります。
3.子供に猫のごはん係をしてもらう
猫は食べ物をくれる人に心を開きやすいです。猫のごはんを毎日子供に用意してもらうと、猫がなつきやすくなります。
ごはん以外の猫のお世話も子供と一緒に行うと、自然と信頼関係が築けるようになるでしょう。
また、子供も責任感が生まれて、猫を大切にしようと思えるようになるかもしれません。
まとめ
猫は子供の予測できない動きを怖がってしまうため「子供が苦手」と言われています。
猫と子供が仲良くハッピーに過ごすには、猫がどんな動物か子供に教えてあげることが必要です。
一緒に遊んだり、お世話をしたりして少しずつ距離を縮めていきましょう。
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