■MLB レッズ 3ー1 ドジャース(日本時間26日、オハイオ州シンシナティ、グレートアメリカン・ボールパーク)
ドジャースの大谷翔平(29)が26日(日本時間)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打3三振で打率は.338。5月1日(同)以来、今季2度目の1試合3三振。チームも今季初となる4連敗となった。
レッズの先発は2022年には1試合で100マイル(161キロ)を39球投げるMLB新記録をマークしたパワーピッチャーのH.グリーン(24)。初対戦となった前回18日(同)では2打数無安打1死球、速球に振り遅れる場面もあった。約1週間後の再戦となった1回の第1打席、1球目は内角高め98マイル(158キロ)のストレートに空振り、2球目も98マイル(158キロ)にファール。2ストライクと追い込まれると、3球目は真ん中低め87マイル(140キロ)のスプリットに見逃し三振。大谷は3球三振となり、苦笑いを浮かべてベンチに戻った。
大谷はベンチでタブレットを見ながらT.グラスノー(30)とピッチャーのモーションについて身振り手振りで会話していた。
3回の2死走者なしで迎えた第2打席、1球目は87マイル(140キロ)のスプリットに空振り、2球で2ストライクと追い込まれると、3球目は外角高め100マイル(161キロ)のストレートをファールでカット。カウント0-2から最後はまたも88キロ(142キロ)のスプリットに空振り三振。2打席連続三振に打ち取られた。
1対2とリードされた6回、グリーンの投球数が100球近くなった第3打席、1球目は98マイル(158キロ)のストレートに空振り、3打席とも1球を積極的に振っていた。そしてカウント1-1からの3球目、ここまでやられていた88マイル(142キロ)のスプリットに体勢を崩されながらもライト線へ、いつもの激走は見られなかったが11打席ぶりのヒットは今季2本目となるスリーベース。1死からチャンスを作った。しかし、3番・F.フリーマン(34)、4番・W.スミス(29)が倒れ、無得点。1点が重くのしかかる。
8回の第4打席はレッズ3人目左腕のS.モール(32)と対戦。この打席も1球目、外角高めのスイーパーに手を出して空振り、そして、カウント1-2から4球目の内角低めのスイーパーに空振り三振。4球連続スイーパーで5月1日(同)以来、今季2度目の1試合3三振に倒れた。チームも敗れて今季初となる4連敗となった。大谷は4打数1安打3三振で打率は.338となった。首位打者を争っている2位のM.ベッツ(31)も4打数1安打で打率は.337と現時点で大谷が首位打者をキープしている。
明日の山本由伸(25)先発予定のレッズ戦は悪天候が予想されるため、プレーボールが1時間30分前倒しとなった。