ドジャースの大谷翔平(29)は28日(日本時間)、敵地でのメッツ戦を前に取材に応じた。しかし、試合は悪天候のため、順延が決定、29日(同)のダブルヘッダーになると発表された。
26日(同)にD.ロバーツ監督(51)が試合後の会見で「少しハムストリングを痛めている」と話したが、現在の状況については「日に日には良くなってきているので、今日も昨日よりだいぶ感じはいいかなと思います」と話し、「(17日の)ピックオフで(ボールを)もらってから、その後、次の日くらいから徐々に張りが出て、その中で走っていたので、徐々に悪くなってという感じかなと思います」と語った。
左ハムストリングが打撃に影響があったのかという質問には「スイングにはそこまでないかなと思います。状態がそこまで良くないというのはもちろんあると思いますけど、その中で軸足の影響はあんまりないかなと感じています」と答えた。
チームは今季最長の5連敗中だが「先発ピッチャーだったら先に点を与えないっていうのが、どんなシチュエーションでもそうですけど、特に連敗が続いている時はそう考えるものですし、バッターだったら最初に点を取りたいっていうのが、これもその通りだと思うので、ただ、そういう気持ちが強くなりすぎると自分の打席、というかまぁ、丁寧な打席がなかなかみんな出来なかったりすると思うので、状態がいい時っていうのは、あまり気負うことなく、自分の打席をいいクオリティで送れるかなと思うので、ベテランの選手も多いですし、みんな分かっていると思うので、こういうことも長いシーズンでありますし、今日は今日で切り替えて、頑張りたいなと思います」
そして、今季ニューヨークでの初のゲームということで現地の記者も多く集まり、アメリカメディアからは元通訳・水原一平氏の違法賭博問題について、ストレスにはどう対処していたかという質問に「睡眠が足りなかったのが一番問題ではありましたけど、メンタルがプレーに影響するとは思っていないですし、しっかりとした技術さえあればどんなメンタルでも打てると思っているので、そことグランドでやるべきことというのは切り離してやりたいなと思っています」としっかり答えていた。