![林官房長官「衛星打ち上げ目的のものではなかったと考える」北朝鮮による弾道ミサイル発射について](/assets/out/images/jnn/1200162.jpg)
北朝鮮がけさ(30日朝)発射した弾道ミサイルについて、林官房長官は、「衛星の打ち上げを目的としたものではなかったと考える」と述べました。
林芳正官房長官
「詳細については現在分析中でありますが、今回の発射は衛星打ち上げを目的としたものではなかったというふうに考えられます」
北朝鮮は「今月27日から来月4日までの間に『衛星ロケット』を打ち上げる」と予告し、27日の夜には実際に打ち上げましたが、失敗しています。
林官房長官は、きょう(30日)発射された弾道ミサイルは、予告された打ち上げとは関連しないとの見解を示したうえで、「現在までのところ被害報告などは確認されていない」と述べました。
そして、北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じ「厳重に抗議し強く非難した」と明らかにしたうえで、今後も北朝鮮のミサイル発射などに対して、「警戒監視に全力を挙げる」と述べました。