イギリス議会が解散 7月総選挙に向け選挙戦スタート 14年ぶり政権交代の可能性も

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-05-31 08:54
イギリス議会が解散 7月総選挙に向け選挙戦スタート 14年ぶり政権交代の可能性も

イギリス議会が解散し、7月に行われる総選挙の選挙戦がスタートしました。野党・労働党が大きくリードしていて、14年ぶりの政権交代となるか注目されます。

イギリスで30日、議会下院が解散し、650の選挙区で選挙戦が本格的にスタートしました。

スナク首相は総選挙を実施する時期について「今年後半を想定している」と述べてきましたが、インフレ率の低下など経済状況に一定の改善が見られたことから、7月4日の早期実施に踏み切ったとみられています。

ただ、BBCの世論調査では、▼スナク首相率いる与党・保守党の支持率が24%であるのに対し、▼スターマー党首率いる最大野党の労働党は45%と大きくリードしていて、14年ぶりの政権交代の見通しが強まっています。

スナク首相は、▼18歳の国民に対し、1年間の兵役または社会奉仕活動を義務づけることや、▼年金制度の改善などを掲げていて、保守層の支持を固める戦略を強化しています。

一方、労働党のスターマー氏は、▼国営医療サービスの待ち時間の削減や、▼クリーンエネルギー政策などを掲げていて、若者を含む幅広い層にアピールしたい考えです。

来月4日には、両党首によるテレビ討論会が行われる予定です。

  1. 中国の新車販売台数が2か月連続で減少 国内需要の落ち込み鮮明
  2. フェンシング・男子フルーレ団体がスタジオ生出演!勝因は「“いつも通りの自分たち”を発揮したこと」【ゲキ推しさん】
  3. お盆休みどう過ごせば?“1週間以内に発生”は0.5% 南海トラフ 初の「巨大地震注意」【Nスタ解説】
  4. 「3℃違う」100年以上猛暑知らずの町が人気 “異常温”お盆で外出中の室温に要注意【Nスタ解説】
  5. 「『巨大地震注意』は地震予知の情報ではない。あくまで日ごろの備えを再確認する情報」巨大地震発生の可能性は昨夜から変わらず 地震調査委員会
  6. オーマイプレミアムから新商品・リニューアル品が発売!具材たっぷりのおいしさを提供
  7. 卓球男子は4位、張本智和は悔し涙こらえ「勝てなかったですが...すごくいい大会だった」「本当にいいチーム」【パリ五輪】
  8. 猛暑でのスマホトラブル!「ナビ使用中に高温になり、スマホがロック状態に!」等 500人に調査
  9. 猛暑が続く中…目の前で熱中症になったら?簡単に大人を運ぶ方法を紹介【Nスタ解説】
  10. 「『注意』を出すか、何も出さないかが議論に」 南海トラフ地震 「巨大地震注意」山岡教授に聞く【Nスタ解説】
×