中国の7月の新車販売台数が去年の同じ月と比べてマイナス5.2%となり、2か月連続の減少となりました。国内需要の落ち込みが鮮明となっています。
中国自動車工業協会によりますと、7月の新車販売台数は輸出も含めて226万2000台となり、去年の同じ月と比べてマイナス5.2%となりました。減少は2か月連続で、国内の販売台数が減ったことが主な原因です。節約志向が強まる中国内需要の落ち込みが鮮明となっています。
一方で、新車の輸出台数は46万9000台と、去年の同じ月と比べてプラス19.6%となりました。
ただ、中国製EV=電気自動車をめぐっては、EU=ヨーロッパ連合が先月から暫定的に最大37.6%の関税上乗せに踏み切っていて、今後、輸出台数に影響が出る可能性があります。