■MLB ドジャース - ロッキーズ(日本時間2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(29)が本拠地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、3回の第2打席で四球を選んで出塁すると、今季14個目の盗塁に成功し、イチロー(509盗塁)、松井稼頭央(102盗塁)に次ぐ日本人選手3人目の“メジャー通算100盗塁”を達成した。
大谷は5月14日のジャイアンツ戦で今季10個目の盗塁を成功させ、4年連続2ケタ盗塁を達成。22日には今季3度目となる1試合2盗塁を決め、メジャー通算99盗塁とし100盗塁に王手をかけていた。
2-1のリードする展開で迎えた3回は、先頭M.ベッツ(31)が中飛で1死無走者の場面で、大谷はフルカウントから四球で出塁。続く3番・F.フリーマン(34)の打席の初球で二塁に向かい、今季14個目の盗塁を成功させた。
今季14個目の盗塁を成功させた大谷は、ここまで14回挑んで全て成功と一度も失敗がなく、盗塁成功率は100%を誇っていた。だが、直後に三塁を狙うも挟殺プレーにつかまり、タッチアウトで今季初の盗塁失敗となった。
この日は山本由伸(25)が6勝目をかけ12度目の先発マウンドに立ち、2回に犠牲フライで先制されたが、ドジャースは直後に相手守備のエラーとJ.ヘイワード(34)のタイムリーで逆転に成功。大谷の第1打席はスプリットをすくい上げ左飛に打ち取られた。