犬がカメラを嫌がる時に考えられる理由3つ なぜ目線を逸らすの?上手く撮影するコツとは

2024-06-05 11:00

愛犬にカメラを向けると、顔を背けたり逃げてしまったり…ということはありませんか。この記事では、犬がカメラを嫌がる理由について解説します。上手く撮影するコツも合わせて紹介しますので、ぜひチェックしておきましょう。

犬がカメラを嫌がる理由

カメラを向けられている犬

カメラを向けられた犬が嫌がるようなそぶりを見せると、(恥ずかしいのかな?)と考える人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

犬はカメラで撮影されることで画像が残るなどといったことは理解できないので、人間のような照れや恥ずかしさは感じることはないと考えられています。

では、照れや恥ずかしさを感じないのにカメラを嫌がるのはなぜなのでしょうか。

そこで今回は、犬がカメラを嫌がる時にかんがえられる理由について解説します。カメラを使って愛犬を撮影したい場合には、その理由を学んでおきましょう。

1.見つめられるのが怖い

犬はカメラを向けられると、レンズやカメラそのものに恐怖心や不安感を抱くことがあります。

見知らぬものがすぐ目の前に来たり、じっと見つめられたりすると、人間でも不安になると思いますが、犬も同じように感じます。

人間の場合、カメラのレンズは撮影のために向けられているものと理解できますが、犬は事情を理解できないのでただ漠然と不安を感じます。

特に、レンズは「目」に似ているため、見つめられている意識が強くなる傾向があります。動物にとって見つめることは、親しい間柄でない限り、敵意や威嚇の意味を持つとされています。

そのような不安感から、「カメラのレンズ=見つめてくる目」から視線を逸らそうとする犬は少なくありません

2.飼い主さんの態度に驚いている

愛犬の可愛い表情や様子を撮影するために、ついつい一生懸命になってしまう飼い主さんは多いと思います。

そして「動かないで!」「こっち向いて!」「ダメダメ!」など、慌てたりうまく行かずにイライラしたりする様子を見せると、犬は不安やストレスを感じることがあります。

一生懸命になるあまり、表情が怖くなってしまったり口調が強くなってしまったりすることも多く、犬は怒られていると勘違いしてしまうことにあるのです。

3.フラッシュやシャッター音が怖い

カメラやスマホで犬を撮影するとき、そのシャッター音やフラッシュを犬が不快に感じることがあります。

「カシャ!」「パシャパシャ!」といった音を気にしない犬もいますが、音に敏感な犬は驚いたり不快に思ったりすることがあります。一度苦手意識を持つと、シャッター音が聞こえてくるとだけでストレスを感じることもあるでしょう。

また、シャッター音以上に気をつけたいのが、フラッシュです。暗い場所での撮影でフラッシュを使うことはごく普通のことですが、犬の目にとっては強い刺激となりかねません。

犬の目の中には「タペタム」という層があり、暗い場所でわずかな光を捉えて強く感じられます。暗い場所でも安全に行動できる反面、フラッシュのような強い光を受けると目がダメージを受けることがあるので注意しましょう。

オートモードで撮影すると勝手にフラッシュがつくこともあるので、犬の撮影時にはフラッシュ不使用の設定をしっかりとおこなっておくと安心です。

犬の写真を上手く撮影するコツ

笑顔の女性と犬

愛犬の様々な表情をカメラにおさめたいという飼い主さんは多いでしょう。

ここからは、愛犬がカメラに苦手意識を持たず、ストレスなく撮影ができるように、上手な撮影のコツをおさえておきましょう。

飼い主さんが楽しそうにする

楽しく愛犬の撮影をするときに最も大切な要素は、飼い主さんの行動です。イメージ通りの撮影をするために、ついついポーズを強要したり、怒って動きを止めたりすると、犬はカメラでの撮影を嫌いになってしまいます。

犬の撮影をするときは、飼い主さんが笑顔で楽しそうにおこなうことが大切です。明るく声かけをして視線を集めたり、一緒に走ったり遊んだりして犬の可愛い姿を引き出しましょう。

また、撮影に真剣になりすぎると、真顔になってしまったり知らず知らずに怖い顔になってしまったりすることもあるので、カメラを向けるときの表情も意識してください。

撮影後に思い切りほめる

楽しそうに撮影をすることと同時に、撮影後は愛犬を思い切りほめてあげることも大切です。

犬にとって、カメラでの撮影が何を意味するのかわからないので、飼い主さんが「撮影=楽しいこと、うれしいこと」と教えてあげることをおすすめします。

犬が撮影に飽きないうちに短時間で終わらせて、その都度たっぷりほめたり遊んだりしてあげましょう。そうすることで、撮影自体にいいイメージがついて、カメラに苦手意識を持ちにくくなります。

自然な姿を撮影する

すでに苦手意識を持ってしまっている犬の場合、強引に撮影してしまうことで、犬がますますカメラを嫌いになってしまう可能性があります。

そのような犬の場合、愛犬の視線をカメラに向けてしっかり撮影するのではなく、愛犬の自然な様子をさりげなく撮影するといいでしょう。

たとえば、犬が寝ているときやおもちゃに夢中になっているとき、外を見つめているときなど、犬がカメラを意識していないときに撮影してみてください。

まとめ

カメラから顔を逸らす犬

可愛い愛犬の姿は、できるだけたくさんカメラにおさめておきたいものですよね。

しかし、犬によってはカメラを怖がったり不安を感じたりすることもあります。

愛犬にもストレスを感じず楽しんでもらえるように、撮影のコツやポイントをおさえておきましょう。

関連記事

犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為4選
『オレはやるぜ』お留守番でハスキー犬が号泣した結果…まさかの『脱走』する光景が48万再生「そこ開けられるんだw」「賢すぎる」と驚きの声
犬が『信用していない人』にする行動4選
愛犬が早死にする可能性も…今すぐにやめたい5つの飼い方
愛犬を長生きさせる10の秘訣!

  1. 【 水上恒司 】 『WIND BREAKER』公開記念  「僕らも小さい頃に観た不良映画で、なんか強い気持ちになった」
  2. 悩んだ人はコレに決まり!? 現役秘書が厳選“失敗しない”手土産、失敗しがちな人の特徴【Nスタ解説】
  3. 臨時国会が閉幕、残された課題「議員定数削減」「政治とカネ」「“年収の壁”引き上げ」どうなる?【Nスタ解説】
  4. 洋上風力発電事業の公募制度「見直し案」とりまとめ 再公募は来年度以降の見通し 採算合理性の低い入札を防ぐ措置導入 経済産業省
  5. 【李相日監督】大ヒット映画『国宝』の作家・吉田修一さんに『人生を変えていただいた』 第7回 野間出版文化賞を受賞
  6. 【辻希美・長女】希空 「今年もクリスマスディズニー❤」「このいちごミルク大好き!!!」
  7. コンビニが“遊び場”に? ファミリーマートがIP=知的財産の活用を強化 クレーンゲームなど5000店舗に拡大へ
  8. 【 i☆Ris 】 イベントを延期 「ご来場のお客様へ危害を加える内容のメールが」 公式サイトで声明 「毅然とした態度で臨む」「関係警察署と情報共有を行いながら対応」
  9. 【速報】東京・赤坂の“個室サウナ店夫婦死亡火災” 夫が妻に覆いかぶさって倒れる 警視庁
  10. 床で寝そべっていた猫→邪魔しないように『避けて通った』結果…予想外すぎる展開が41万再生「沸点が意味不明w」「跨ぐんじゃねぇよ!」
  1. 全ての部屋の非常用ボタンがつながらず…赤坂・サウナ店2人死亡火災 受信盤の電源入らず 従業員も事件当時不在 業務上過失致死の疑いも
  2. 「気温がおかしい…」来週は“10年に一度レベルの高温”の見込み 全国的に暖かい年末に
  3. 世界都市ランキング 東京がNYを抜き初の2位に 大阪は18位、福岡は40位
  4. 『風呂嫌いのネコ』を一人でシャンプーした結果…想像を超えてくる『激しい攻防戦』が56万再生「怖いんだよねw」「お疲れ様ニャ」と話題
  5. 鴨が飛ばないハプニングも…愛子さま初の単独“鴨場接待” 皇室伝統の「鴨猟」で外交団をおもてなし
  6. 骨組みを残し全焼…北海道・新千歳空港に向かう連絡バスが炎上 乗客40人と男性運転手は全員避難
  7. 千葉・鴨川市のメガソーラー 新たに開発許可区域外での森林伐採が発覚 合計で13か所 約2.4ヘクタール
  8. 【速報】東京・赤坂の“個室サウナ店夫婦死亡火災” 夫が妻に覆いかぶさって倒れる 警視庁
  9. 【 高橋名人 】 目を手術 「白内障と硝子体出血です」 転倒した時に右目を殴打・眼球内に出血
  10. 中国の新型空母「福建」が台湾海峡を通過 台湾国防部が空撮画像を公開
  11. 拡大中「お正月は休業します」百貨店やスーパー、飲食業界でも【Nスタ解説】
  12. カウントダウンが停止…H3ロケットが直前で打ち上げ中止 原因は「設備系に異常が確認」