体の特性からペットショップにも行けず、譲渡会では誰にも選ばれず残ってしまったワンコさん。ある新婚夫婦との出会いが、その犬生を大きく動かすこととなりました。
保護犬と新婚夫婦の感動の物語がInstagramで注目を集めています。投稿したのは、Instagramアカウント「hoppy_0917」の投稿主さん。動画は記事執筆時点で252万5000回再生され「どれだけ孤独で不安で恐怖だったんでしょう」「表情の変化に涙があふれました」「命をつないでくれてありがとう」といったコメントが寄せられています。
保護されたホッピーちゃん
ヨークシャーテリアの「ホッピー」ちゃんは、ブリーダーさんに「大きすぎる体、更に目が悪い。売り物にならない」と言われ、保護団体の方が保護をしたそうです。保護団体の譲渡会では、誰にも選ばれず何度も残ってしまったワンコ。孤独な時間を過ごして保護された先が、投稿主である新婚のご夫婦だったのです。
保護当時のホッピーちゃんは、過酷な環境で育ったためか立ったまま寝る癖がありました。心を穏やかにする瞬間もなく過ごしてきたホッピーちゃんの過去を考えると胸が締め付けられます…。
険しい道のりに涙することも
そんなホッピーちゃんを温かく迎え入れたご夫婦は、依然として膿んだままの目を毎日丁寧に拭き取り、目薬をさしてあげました。
一方で、トイレも上手くできず、甘えることもできないホッピーちゃんに、「可愛い」と思えなくなることもあったそうです。ママはそんな自分を責めました。さらに慣れない結婚生活と重なり、1人で泣いたことも…。
重い過去を背負うホッピーちゃんに必死で向き合っていたからこそ、愛が届いているのかわからない現実に絶望する瞬間があったのかもしれませんね。
可愛い笑顔を見せるように…
そして1年後。そこには、顔をうずめてご夫婦に甘えるホッピーちゃんの姿がありました。まだ少し右目をショボショボするときもあるものの、すっかり目を開けるようになったのだとか。可愛い笑顔も見せてくれるようになったそうです。
ドッグランデビューも果たし、他のワンコたちに興味を示して尻尾をフリフリ♪
その後お腹に新しい命を宿したママは、「ホッピーがこれから生まれてくる子供の愛し方を教えてくれているようです」とつづっています。愛の深さ、命の重さをご夫婦に教えたホッピーちゃん、赤ちゃんとの出会いが待ち遠しいですね。
この投稿には、「お互いの深い愛情で結ばれた信頼関係に感動しています」「見ていて私も幸せな気持ちになりました」「いい家族と出会えて本当によかった」など、多くのコメントが寄せられています。
今ではすっかりパパ大好きな甘えん坊になっているというホッピーちゃん。Instagramアカウント「hoppy_0917」には、他にもホッピーちゃんの可愛い様子がたくさん投稿されています。是非チェックしてみてください!
ホッピーちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「hoppy_0917」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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