『犬が飼い主の帰宅時に吠える心理』についてまとめました。犬が飼い主の帰宅時に吠えるときは、無駄吠えではなく、それなりの理由があって吠えています。今回は、犬が吠える心理と、その心理別のやめさせる方法を解説します。
犬が飼い主の帰宅時に吠える心理
飼い主の帰宅時に吠える犬はよくいますが、帰宅時間が早朝や深夜であると、近所迷惑になるのではないかとヒヤヒヤしますよね。
実際、犬の鳴き声に関する自治体への問い合わせは、止むことがないそうです。(もしかして我が家も…?)と考えると、やめさせたいですよね。
まずは、なぜ愛犬は飼い主の帰宅時に吠えるのか、心理を探ってみましょう。やめさせる方法も解説しますので、ぜひお役立てくださいね。
1.嬉しくて興奮している
犬が飼い主の帰宅時に吠えるのは、嬉しくて興奮しているからです。
帰宅した飼い主に吠えることは、犬にとって「おかえり!」「待ってたよ!」の挨拶代わりなのでしょう。
数回吠えるだけで終えることができるのであれば問題ないのですが、興奮するあまり吠え続けてしまうようでは困りものですよね。
飼い主の帰宅時に興奮して吠えるほど嬉しいということは、お留守番中、退屈しているからなのではないでしょうか。
- お留守番前にお散歩に行く
- 知育玩具を与える
- お留守番の時間を短くする
- おやつが飛び出すペットカメラを置く
やめさせる方法として、このような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
お留守番前のお散歩で体力を使っておくと、体を休める(寝ている)時間が増えます。ペットカメラを置き、退屈していそうな時間帯におやつが飛び出すようセットしておく、という方法もおすすめできます。
2.要求したいことがある
犬が飼い主の帰宅時に吠えるのは、要求したいことがあるからです。
飼い主が帰宅してすぐにお散歩に行く習慣がある犬の場合、「早くお散歩に行こうよ!」と吠えることがあります。お散歩に行けることを期待して、興奮して吠える犬もいます。「お腹空いたよ!」と、ごはんを要求して吠えることもあるでしょう。
外にトイレに行く犬の場合、お留守番中ずっと排泄を我慢しています。「早く外に出たい!早くトイレに行きたい!」と、吠えて強く要求したいほど我慢しているのではないでしょうか。
やめさせる方法として、お散歩を要求して吠える犬には「待て」の合図を出しましょう。吠えることをやめて待つことができたらお散歩に出ます。
犬の空腹の時間が長くなるほど帰宅が遅くなる場合には、自動給餌器を活用してはいかがでしょうか。
排泄を我慢している場合には、すぐに外に出られるよう、お散歩グッズを玄関に用意しておいてはいかがでしょうか。トイレトレーニングもぜひご検討くださいね。
3.吠えることで構ってもらえる
犬が飼い主の帰宅時に吠えるのは、吠えることで構ってもらえる、と考えているからです。
吠えるのをやめさせるために、おやつを与えたことはないでしょうか。吠えるのをやめさせるために、すぐに抱っこしているのではないでしょうか。そのようにしていた場合、再びおやつをもらうために、すぐに抱っこしてもらうために、吠えることがあります。
やめさせる方法として、「待て」と合図を出した後、吠えることをやめたらおやつを与える、吠えることをやめたら抱っこする、というように変えてみてください。
まとめ
犬が飼い主の帰宅時に吠える心理を3つ解説しました。
- 嬉しくて興奮している
- 要求したいことがある
- 吠えることで構ってもらえる
家族の中で、帰宅時に吠える人と吠えない人がいる、とよく聞きます。吠えるのは帰宅が嬉しいから、吠えないのは喜んでいないから、というわけではないかもしれません。
吠えて要求すれば応えてくれる人だから吠える、ということがよくあります。
帰宅時に吠えることをやめさせたいときは、愛犬に対してどのようにスキンシップやコミュニケーションをするのか、家族間で統一しておくとよいと思います。
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